「ほっ」と。キャンペーン
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2011/4/30     のむ
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『コミック Mate』で連載開始した「古本業界コジキu-senの・・・殺したい奴」が好評を博している有古堂さん発行。
『マンガ文献研究vol.3』
800円 絶賛販売中!!!

なお、最終ページの古書信天翁(あほうどり)さんの広告に誤植があったとのこと。
電話番号(03-6479-6479)のルビ、「むなしくむなしく」は「むしなく むしなく」の間違いだそうです。
有古堂さん、激しく反省(?)しておりました。


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今週のシネみち
◎『春の戯れ』'49新東宝(山本嘉次郎監督 高峰秀子 宇野重吉 徳川夢声 飯田蝶子 三島雅夫)
◎→◎◎『二十四の瞳』'54松竹(木下恵介監督 高峰秀子 笠智衆 清川虹子 浦辺粂子 月丘夢路 小林トシ子)
◎『秀子の車掌さん』'41東宝(成瀬巳喜男監督 高峰秀子 藤原鶏太 清川玉枝)
◎◎『花籠の歌』'37松竹(五所平之助監督 田中絹代 佐野周二 笠智衆 河村黎吉 徳大寺伸 高峰秀子)
◎◎『秀子の応援団長』'40東宝(千葉泰樹監督 高峰秀子 小杉義男 沢村貞子 清川玉枝)以上全て@新文芸坐

新文芸坐のデコちゃん特集に日曜に初めて行ったけれど、正真正銘のお爺ちゃんお婆ちゃんが多い。で彼らは、映画狂というわけではなく、純粋にデコちゃんを懐かしがって来ているのであり、上映中のお喋りという最大のタブーを犯しまくっていて。自分の隣に座った超老夫婦が、ものすごく善良な老夫婦であるのに、上映中喋る、というので前の列にいたおじさんから何度もお叱りを受け、しまいにはお二人退場してしまった。このおじさん、二人が退場した後、さらにもう数列後ろの人達のお喋りにも何度も「キッ」と振り返って怒りを表していて、しまいにはこのおじさんの神経質さの方が目障りになってきたくらい。マナーを守らないということと、それを注意するという二つの行為が生み出す不快な空間を目の当たりに。難しいスな。



『春の戯れ』チラシのあらすじに、デコちゃんには珍しい恋愛もの、とあり、キャストに三島雅夫とあるのを見て「まさかね・・・」と思ったら、そのまさか。何と20も30も年下のデコちゃんと結婚しやがった!マー君、本作でも大分いじられており、飯田蝶子からは焼きちくわみたいな顔しやがって、と言われ、宇野重吉からは出来損ないの金柑みたいにテカテカしてるじゃねぇか、と言われ。最高。蝶子嬢はいつもながら最高の存在感。デコちゃんの母(!)役で、連れ合いはおらず、三島雅夫がデコちゃんと結婚したいと相談するシーンでは自分と結婚したがってるもんだと勘違い。マー君に「いくらなんでもあんたみたいなババァじゃァ・・・」と言われて反撃の「焼きちくわ」なのであった。宇野重吉はサイテーな男役。徳川夢声ってやっぱり凄いんだなぁ。しゃべりがね。もう何かね。
『二十四の瞳』前日の寝不足で疲労が最高潮の時に観てしまったので、何度もウトウトしてしまい、悔恨。156分はこの日の体調には長すぎた。途中からずーっと鼻をすする音(男性が多かったような・・)が聞こえていたし、珍しく終映後には拍手が。そこで、後日CS録画でリベンジ鑑賞を。結果◎が一つ増えました。日本映画史上の名作と言われるのも納得。小豆島という貧しい島の小学校の先生の半生を、一番最初に受け持った12人の生徒の行く末とともに描きあげる。戦前から始まって戦後、と激動の時代に生きた一人の女教師。デコちゃん渾身の演技。木下忠司の音楽も気にならなかった。なぜか。それは90パーセントが唱歌とそのアレンジだったから。ただし繰り返し多用はいつも通り。でも「仰げば尊し」はやっぱり泣ける・・・。デコちゃんが光り輝いている。小学校の先生っていいなぁ。もっとも現代じゃ事情が違いすぎるのだろうが。
『秀子の車掌さん』デコちゃん17歳。藤原鶏太(釜足)との掛け合いが楽しい。清川玉枝がデコちゃんの下宿先のおばさん役。この人後年太っていてもキュートなのだから、若くて太ってないこの頃可愛くないはずがない。赤ちゃんを気怠そうにあやす姿は色っぽくさえあった。デコちゃんが車掌を勤めるバス会社の社長がいい加減な社長で、いっつもラムネ氷ばかり食う。昔の人は皆あんな風にかき氷にラムネ(ビー玉が入った瓶ラムネ)をぶっかけて食べていたのでしょうか。それとも自分が知らないだけで、今の人も食べるのでしょうか。この夏は是非やってみたい。
『花籠の歌』とんかつ屋の看板娘(絹代)の結婚騒動をめぐるホームドラマ。笠智衆は珍しく歳相応のチョイ悪大学生役で、学友佐野周二と絹代の仲を取り持ついい役。主人公の二人はめでたく結ばれるのだが、同じく絹代に熱い想いを寄せる、とんかつ屋に住み込みで働く中国人役の徳大寺伸が可笑しい。その中国人に惚れている給仕のど訛り娘がさらに可笑しい。楽しい一本であった。
『秀子の応援団長』自分の伯父が監督を務める弱小球団を熱烈に応援するデコちゃん。昔はプロ野球のことを「職業野球」と言っていたのですね。当時のプロ野球の選手なども出演していたのか、敵チームの選手達が映ると場内から笑いなど。自分には皆目わからず。デコちゃんが作る応援歌をすっかり覚えてしまって困った。清川玉枝がお婆ちゃん役だったが、飯田蝶子や北林谷栄、三好栄子などの「リアル婆系」に比べると、あんまりにも無理がありウソ臭くて、ヒドかったのが残念。 
このくらい古い作品でも、このくらいの長さ(各60分前後)であれば、3本立てでも全く苦にならず、楽しかった。

そうそう、お客さんの顔見知りからの又聞き情報。高峰秀子の本を多数著されている斎藤明美さん、2年ほど前に何と、高峰秀子松山善三夫婦と養子縁組していたのだそう。正式に、とは知らなかった!本当の本当に娘なんだ〜。

ラムノ
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by ouraiza | 2011-04-30 21:36 | ノミムメモ(土曜) | Comments(0)
2011/4/29     せと
 春、あたたかくなってきてうれしいなあ、と喜ぶが、天気が変わりやすいことを忘れて困る。
 不忍ブックストリートの一箱古本市は今日30日(土)と5/3(火・祝)。
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by ouraiza | 2011-04-30 01:50 | Comments(0)
2011/4/28     せと
 車の運転など好きではないのだが、どうも最近とても上手い。よく感じるのが、時間と空間、の問題。例えばバックしようとしてバックミラーを見て後ろを確認する。よし、とゆっくりアクセルを踏むまでに数秒。さっき確認した後ろの空間は、数秒後の後ろの空間と同一のものなのだろうか、ということ。右折しようとしていて、直進してくる対向車がいないから、よし、と判断してハンドルを右にきりアクセルを踏むまでの数秒のうちに、確認した対向車無しというさっきの認識に絶対変化が無い、と言い切れるのか。あいまいな空間にあいまいな時間が費やされ、そこに責任が素っ裸で乱入していく感覚。いま目に見えている空間は本当で、いま計っている時間は本当で、というのは本当なんだろうか。ということが運転する人の胸のどこかに必ずあるはずだ。いやない。いやどっちでもいい。
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by ouraiza | 2011-04-29 02:40 | Comments(0)
2011/4/27     せと
 お亡くなりになってからもずっと保管していたおじい様のご蔵書を引き取り。三代にわたる家庭的な雰囲気が伝わってくる。真剣なノートの数々。学習帳、アイデア帳。小分けされたビニール袋には、町医者でありながらも書画、美術、と興味の羽を無尽に広げてらっしゃったのであろう、おじい様手書きのジャンルがマジックで書きこまれ、新聞、ちらし、パンフレット、半券、各種切り抜きが詰め込まれている。国外美術、栄養学、書道、世界史、日本史、もろもろ。電子のデータ、なんてなかったのだ。必要だと思われる情報や知識を、ちょきちょき切り、ぺたぺた貼り、本棚に積む。他に方法がないのだから当り前なのであろうが、そういう時間の使い方があったのだ。朝に夜に、夏に冬に。古いお宅へお伺いしたときにいつも感じる、なんだかありがたい、感慨です。
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by ouraiza | 2011-04-27 22:24 | Comments(0)
2011/4/26     せと
 小規模映画の小道具作成のお手伝い。架空の文学賞を受賞した架空の本のフェアという設定。本をでっちあげる。完全に空想だけでやっていたらすぐに行き詰まり、周囲の人に適当に登場してもらうととても楽になった。今朝撮影が終わり、約一カ月続いた気掛かりも終わった。この作業、とても楽しいのだが、なにか、底抜けの面倒の底で遊ぶ、といったような独特なつらさがあった。そもそも画面に一瞬風景として映されるだけなのに。
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 デザインソフトを練習中のお客様朝さんも練習ついでにと手伝ってくださった。下4冊が朝さんのでっちあげ。冊数が足りない、と心配していたときだったのとてもひじょうに助かりました。
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 以下せと。曇天画は武藤さんの個展DMそのままです。ありがとうございました。
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by ouraiza | 2011-04-27 12:24 | Comments(0)
2011/4/24 みみふん うすだ
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「Ugo Mulas fotografo 1928 - 1973」(洋書)
1984 Geneve 3150円 販売中


「写真に帰れ 伊奈信男写真評論集」ニコンサロンブックス32 
H.17 ニコン・ニッコールクラブ発行 1050円 販売中売切




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だめだ、きょうもなにもでてこない。なにかこうかな。ズリズリ、グシャ。なんでこんなに毎週こんなにも出てこないのか。トイレが近めなのと、関係があるに違いない。そうだろう?あの長いベイサイドのテラスにオマエが横たわっているのを思い出すと悲しいよ。あのときオマエまだ、ぶっ壊れた三輪車みたいにsexyだったぜ。ドーナツショップの先のたばこやの姉ちゃんはいつも決まってキャンディをくれた。決まってストロべりーだ。ふざけんな!俺が好きなのは、今だって、ふさふさひたあのグレープだぜ!!!

女A「トミー、なに言ってるの?」
俺「お前への愛だよ」
女A「トミー、なに言ってるの?」
俺「お前への愛だよ」
女A「トミー、なに言ってるの?」
俺「お前への愛だよ」
女A「トミー、なに言ってるの?」
俺「お前への愛だよ」
女A「トミー、なに言ってるの?」
俺「お前への愛だよ」
女A「トミー、なに言ってるの?」
俺「お前への愛だよ」


ひゃホー!照れるぜ!!!!!!!!!!




どうしようもないわ、今週も。


The Daisy Chain - Zzotto (1967)
Run Spot Run/Daisy Chain


出先で、ヴァシュティが掛かっていることが、個人的には割と遭遇するようになって久しいけれど、どこで聴いても、ああ、と、ちいさな落ち着きをもたらしてくれている、気がする。
VASHTI BUNYAN / Come Wind Come Rain
Come Wind Come Rain。そう、先日、土砂降りの夜、帰路、近所のお寺をとおった際に、蛙を見た。幼児の手のひらほどの大きさだろうか。雨に撃ち落とされた桜とその葉の中から飛び上がる。おお、と声を上げ、しゃがみ、観る。蛙、止まる。聴いていた曲で時間を計ってみた。ここから6分、蛙、動かず。しぶとい奴だった。

Swedish trio、Tape「Revelationes」、3/7/2011/hapnaよりRelease。hapnaは、ジャケットなど、パッケージがとても好みのレーベル。わたしの知っている範囲のは、紙のジャケットが専用のビニールの袋に入っていて、ああ、それこそ、レコードみたい、シールドに入った 。(日本盤ではなく、hapnaのRelease、輸入盤が)Tapeは個人的に特にそうで、音を聴いていて、風に吹かれる、雨にうたれる、あついさむい、など、体と自然の日常的な関係をあらためて感じさせてくれるよう。具体的には、毎日、ひとまず窓を開け、ああ暑い、ああ寒い、と、それをなんとなく体で確認するのですが、その行為と共通するような、音楽を聴かせてくれるなあ、と、個人的には思っています。
Tape「Revelationes」/http://www.hapna.com/H44.html
ジャケットは、こっちで結構見れます。/http://www.hapna.com/releases.html
Loren Connors & David Grubbs“Arborvitae”、このジャケットは素晴らしいな、と思っています。音源の内容もね。


Tape — Dust and Light
Tape-Companions



うすだ
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by ouraiza | 2011-04-24 00:52 | みみずのふん(終了) | Comments(0)
2011/04/23      のむ
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当店と同じマンションにお住まいの方より、食器類(寄贈品で未使用とのこと)をお預かりいたしております。その方のご好意により、売り上げ金は全額東日本大震災義援金へ。
写真の他、すでに数点追加あり、今後も随時追加予定です。
100円〜300円 販売中!!!


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今週のシネみち
◎『塔の上のラプンツェル(3D・吹替版)』'10米(ネイサン・グレノ バイロン・ハワード監督 声:中川翔子)@ワーナーマイカルシネマズ板橋
◎『にっぽんGメン』'48東映(松田定次監督 片岡千恵蔵 大日向伝 加東大介 杉村春子 市川春代)
◎◎『にっぽんGメン  難船崎の血闘』'50東映(松田定次監督 片岡千恵蔵 月形龍之介 市川右大衛門 進藤英太郎 加東大介 市川春代)
◎『にっぽんGメン 特別武装班出動』'56東映(小石栄一監督 波島進 高倉健 小沢栄 加藤嘉)以上CS

今週は金銭的諸事情により劇場は控えざるを得ず・・・・
『〜ラプンツェル』さすがディズニー。これまで自分が観た3D作品の中では(といってもほんの数本・・・)、ぶっちぎりのワクワク感。当劇場では吹替版しか上映しておらず、最初はそれが残念だったけれど、そんなことを言ってられないほど、主役の声優(歌専門)の人が素晴らしくて聴き惚れる。あとで調べたら、小此木麻里という人とのこと。日曜の夜だったこともあり、自分の周りには数組のカップルが。途中後ろで泣いてグズる音が聴こえて来、あ、これが「女子」という生き物か、と思う。自分もそうありたいのはヤマヤマよー。
『にっぽんGメン』シリーズ一作目は正統派の刑事もの。大日向伝が出ていて嬉しかった。杉村春子が殉職する刑事の母親役で出ており、いい仕事してます。「息子が警官になったときから、息子の命は公僕のものと思っておりました」という出来すぎた母の台詞にウルっとくる。
『〜難船崎の血闘』この、シリーズ二作目が驚きの名(迷?)作で、悶絶もの!少し前に観た『アマゾン無宿』などの無宿シリーズ、あれはあまりにB級のノリが激しすぎだと思うのですが、本作は、キャストが何人か共通していてあれと似たような空気を醸しつつ、もう少し骨太さがでていて、上質な娯楽作品に仕上がっています。一作目ではそれほど出番もなくおとなしく刑事部長を演じていた月形龍之介が、本作では『ジャコ萬と鉄』並みに無頼漢でアウトローな密輸団のボス役で嬉しい驚き。刑事のチエゾーも、おとり捜査でツッキンに負けず劣らずの無頼漢ぶりで内部潜入。この頃のギャング映画特有の二人の掛け合いの台詞がたまらない。チエゾーのあの独特の決して低くはない濁声でやられるともうおっかしくて!あー面白かった。両作品に出ている市川春代(彼女も一作目ではまっとうな婦人警官だったのが本作では悪女役)ですが、考えてみたら、マキノ雅弘の傑作『鴛鴦歌合戦』にチエゾーと一緒に出てましたね。
『〜特別武装班出動』若き日の高倉健登場。二作目のインパクトがスゴすぎただけに、そこそこ面白かったという程度。主役の波島進という俳優を観たのはおそらく初めて。刑事ものによく出る人らしい。



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木曜日。
国立近代美術館の岡本太郎展へ。
出かけるのが遅くなりかつ閉館16時というので迷ったのだが、決行。
平日の閉館間際だったからか覚悟していたほどの混雑ではなかった。
実は岡本太郎が死ぬほど好きという訳でもなく。個人的に好きなのはモニュメントもの。入ってすぐの作品群が良かった。
最後の「眼の部屋(?)」にはただただ圧倒され。
来場者全員がもらえる太郎の言葉おみくじは
「芸術というのは生きることそのものである。」
を頂きました。

その後2Fの『空虚の形態学』展へ。
これが素晴らしかった。
「空虚」という1つのテーマを掲げ、美術館所蔵の作品群の中から企画担当者が選んだ27点を展示するというもの。
モノクロームの作品群が、岡本太郎展でぶつけられた色のパワーで昂った心を見事に落ち着かせてくれる。その対比が面白い。
空虚という言葉のイメージからは、ネガティブな感情が浮かぶけれど、展示作品からは不思議とマイナスの感情は起こらず、むしろポジティブな可能性さえ感じさせてくれる。
個人的に好きなのは、消しゴム好きの自分としてはやはり村岡三郎のドローイング。消しゴムで消すことでイメージを浮かび上げるというもの。
河口龍夫の「DARK BOX」は、ロマンチックの極み。作品の一つ一つに名前と共に材料が明記されているが、これがすごい。鉄と闇。材料に闇、て!
今回それはそれはビッグな規模で開催されている『岡本太郎展』のように、一人の偉大なるアーティストを取り上げて展示するのもひとつの重要な展覧会の形ではあるのだろうが、『空虚の形態学』のように、テーマが1つあって、それをもとに様々な角度(絵画素描版画写真彫刻造形)から作品を集めて1つの展示を造り上げるというやり方がとても興味深く。展示されている1つ1つがもちろんアート作品なわけですが、その集合体によってひとつの世界を造り上げるこのような展示は、展示そのものが言ってみればキュレーターの「作品」とも言えるのではないでしょうか。
階下の『岡本太郎展』というコマーシャルな空間で超多数の人々がワラワラしてるそんな中、ひとつ上の階で、こっそり、手堅く、渋〜いモノクロームの世界が繰り広げられているということが可笑しくもあり嬉しくもあり、一人クスクス帰途に着く。


f0035084_2561253.jpgこの動と静の祭典@国立近代美術館、両展示とも5月8日まで。写真は『空虚の形態学』無料配布のパンフレットとチラシ。素敵。


Nomphology of Emptiness
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by ouraiza | 2011-04-23 21:31 | ノミムメモ(土曜) | Comments(0)
台所大賞1103
■■■台所大賞とは古書往来座の前店舗時代から続く古書往来座内のみで制定された伝統の月刊賞。日常的業務のなかで、なんとなく気になることがある。それに対処するための小さな小さなたあいない思い付きが、本屋に流れる時間の隅で、生まれては消え、消えては生まれ、しています。■■■
今月の台所大賞は

5回目の「のりいらずライン」更新

「のりいらず」過去の4回
台所大賞0610 「のりいらずラインの発見」/切断線の角度を発見
台所大賞0801 「決定版のりいらずライン」/新たな切断線を発見 折り返して引っかける
2008年2月17日 「決定版新のりいらずライン」/切断線と折り返しの角度を変更
台所大賞0802 「新機軸決定版 のりいらず折り」/(のむみち考案)切断線も引っかけることも無化、折る順番を変更

 最近は、裸本の文庫や新書にグラシン紙をかける必要はないのではないかと思っている。ただ前店舗店員時代からの慣習としてやっているだけである。

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by ouraiza | 2011-04-22 22:36 | 台所大賞(休止) | Comments(0)
2011/4/21     せと
 おわおわこれこれ、むかしどこかで聞いて以降、なにかというと思い出すピカソの言葉。『ピカソ全集』の帯に載っている。なぜ小鳥の歌を理解しようとしないのでしょうか!!!!
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『ピカソ全集』全8巻揃 昭和56・57年 初版 講談社
僅か函いたみあり
16000円 販売中
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by ouraiza | 2011-04-21 21:27 | Comments(0)
2011/4/21      せと
 先日のしょうゆ。酢に隠れがちに。
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『白サギ』田中徳太郎 昭和36年初版 中日新聞社
1000円 販売中

 さぎ好きにはたまりません。かどうかわかりません。
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by ouraiza | 2011-04-20 23:55 | Comments(0)