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08/12/30
 大掃除終了。めったに拭くことのできない棚の裏のガラスを拭けた。
 新年は6日(火)から営業いたします。そして早々10日(土)11日(日)は第12回外市です。図に、参加するなんて言ってないのに名前のある方、参加するって言ったのに名前の無い方、ごめんなさい。お知らせください。
 今年も1年間、誠にお世話になりました。重々、ありがとうございました。
 去年教わった、「明けましておめでとうございます」の15文字を言いつかれた時に使える一刀両断的新年の挨拶を今年は連発しようと思います。がしょ!!!(賀正)
せと
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by ouraiza | 2008-12-30 19:19 | Comments(0)
連絡ノートの最後のページ。
f0035084_053799.jpg本日は年内最後の営業でして、多くのお客様におこしいただきました。
それと同時に、昨年の12月からはじめた店の連絡ノートが、ほぼ、1冊終わりました。
これは内部の連絡、助言、注意、依頼などを店員それぞれが記したもので、やれ備品の何が切れた、誰々は雑眠(=雑司が谷霊園に眠る人々)だから専用コーナーに置け、●●の棚の整理をしたので並びが変わっている、電気/暖房つけっぱなし、△△が重すぎて泣きたい、■■の値付け安すぎ、段ボール箱に本を効率的に入れる方法とは、今は無い棚の話題、ミスの自己申告、代表から店員への細かな注意(これがとびきり多い)、えとせとらえとせとら。
当店は基本的に店番1人体制なのに加え、かなり頻繁にシステムが変わったりどこかが改良されたりするので、口頭では伝えきれない。このシステムが出来る前は一体どうしてたのかもう思い出せない。
改めて読み返すと、あわわ、てへへ、ひ~・・・と顔色が変わり、そして何より懐かしい。あと月日を重ねても自分がひどい凡ミスをしていて悲しい。それから「おにぎり」(=本の並びの整理)をとても頻繁にやっていることも実感。日々、棚は動いて、変わり続けている。その様は面白くて読んでいて飽きることが無い。それに店にマニュアルが無いので、これが一番参考になる。
そんなノートの発案者である小峯くん、彼の味のある書き込みは退職に伴い3月で終わっている。このご報告、今でも見てるかな、やっと1冊、終わったよ。


ともあれ、今年も終わります。この一年はわめぞ絡みで初めてやる事も多く、そのまぶしい新鮮さを楽しみつつも、肝心の「店」としてどう腰をすえて歩んでいくかを、代表はじめ店員一同考え続けていたのではと思います(あれ、そうでもない?)。目まぐるしい日々でしたが、私は気楽なバイトだからでしょうか、面白く、刺激的であり、しかもちょっとずつ牛歩の歩みですがやれる事、任される事が増えてそれもまた嬉しくてやる気が出ました。来年も、何が起こるか、そして自分には何ができるか、今から楽しみで仕方ありません。

みなさま、よいお年を!

あ、あと、1月外市、魚月参加します。目玉としては一條裕子のセット本とか、横尾忠則のハデな回想録とか出す予定です。

なつき
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by ouraiza | 2008-12-30 01:35 | ふらふら散歩(終了) | Comments(0)
台所大賞0812
■■■台所大賞とは古書往来座の前店舗時代から続く古書往来座内のみで制定された伝統の月刊賞。日常的業務のなかで、なんとなく気になることがある。それに対処するための小さな小さなたあいない思い付きが、本屋に流れる時間の隅で、生まれては消え、消えては生まれ、しています。■■■
さあ、輝ける今月の台所大賞は

もうテープはいらない。クリップでポップを!!!
「クリポップ」

 ポップというかなんというか、小さな説明書きを本棚や本箱につけるとき、大抵はセロテープ、ガムテープでくっつけていました。だんだんはがれて不安定になり、貼り直します。ガムテープだとはがした後、痕が残ったりします。1度貼ったものは、ちょっと場所を変えたいときなど、もういちどテープを付け替えなければなりません。そんな猛烈な束縛から世界人類を解き放つのが「クリポップ」。
 難点は、垂直からさきに後傾しないこと。しかし下図の形態を基本形として、前に突き出させるなど、応用編も考えられます。

 結局去年の台所大賞の総決算、「07年間台所大賞」はできませんでした。
 せと
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by ouraiza | 2008-12-28 17:44 | 台所大賞(休止) | Comments(0)
さようなら、委託メイト。こんにちは、イタックス。
f0035084_333393.jpg画期的なはずであった委託メイトも、委託本が増えるにつれて段々使いづらくなっていた昨今。
昨日代表が代替品を見つけて来て、今日は総入れ替え作業を。
入れ替える際、残部冊数を売り場に出て確認したり、処分して構わない納品書や領収書を見極めたり、結構手間取った。前半は代表がやったのだが、さっさと終わらせようと、従来の委託メイトのインデックスをそのまま再利用していたので、紙の種類や文字の場所がばらばらで見苦しい。そこで全て新しくインデックスを作り替えたりしてさらに手間取る。後はまかせた、と外出した代表が数時間後に帰って来て、まだ取っ替え作業が終わってないのを見ると、非難軽蔑の視線をバシバシ投げてくる。何さー、自分だって一日がかりでとんぼ作ったり、仕事そっちのけで本の自家製函作ったりするくせにー、とまこちと組んで非難囂々。
何とか終わったのが下。
何となく、わめぞ系とか豊島区系、出版社系とジャンル分けされてあったりします。

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やりみち
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by ouraiza | 2008-12-28 03:21 | のむのノミムメモ | Comments(0)
08/12/26
 ~~夕暮れの まんなかが まんなかが 俺は好きなんだ~~
 浅川マキ年末恒例ライブへ行く。ナンダロウさんに誘っていただいて。ずっとあこがれている。思えば少年時代、家で仕事をする父親が毎日毎日聴いていたカセットテープが浅川マキだった。感動を表すどんな表現もうまくいかない。口を通らない。
f0035084_236173.jpgf0035084_2361315.jpg 『クラック名盤大全』を目立たせてグイ押しで配架、約半月。ついに『クラシック名盤大全』のはずだとお客様に教えていただいた。
 歩いていたら、新宿の片隅、マンション前にライオン像があった。思えば記念すべき第1回外市が終了し、主催筆頭である古書現世向井さんは池袋のライオン像にまたがり拳を突き上げたのであった。そのとき参加して下ったゲストが仙台「火星の庭」さん。その火星の庭さんに呼ばれ、明日向井さんはわめぞから仙台に旅立つ。もちろんライオンに乗って。(Book! Book! Sendai
せと
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by ouraiza | 2008-12-27 02:39 | Comments(0)
08/12/25
f0035084_4255260.jpgf0035084_427145.jpg 戦闘機が 買えるぐらいの はした金なら いらない!!
 いや・・・そりゃ欲しい・・・。ブルーハーツを聴きながら仕事でなく遠出、荒川と隅田川を渡った。そのふたつが近くを流れていることを初めて知った。
せと
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by ouraiza | 2008-12-26 04:29 | Comments(0)
師走
■道に靴だけ落ちているなんておかしい。持ち主を見失った迷い靴が池袋にはよく落ちている。■
f0035084_1918148.jpg 今年最後であろう迷い靴。ジョギングシューズ左右揃い。男性のサイズ。たがいちがいの絶妙なポジション。弦巻通り(荒川線停留所「鬼子母神前」と「都電雑司ヶ谷」の中間あたり)の踏切近く。霊園のふもとでもあるのでジョギングしている方をよく見かける。しかしこの場所で靴を脱ぐ、置く、放置する理由がわからない。まずなんの確証もなく前提としている「履いている靴を脱いだ」という思い込みが、間違っているのかもしれない。いらない靴が玄関にあり、それを手に外に出て、紙くずのようにポイ捨てしたのかもしれない。しかし、履かれていた靴か、持たれていた靴か、想像として自然なのは、靴が靴である故に、履かれていたものとすることだろう。
・医者に勧められたウォーキングを嫌々するうち、ばからしくなって脱ぎ捨て裸足で帰った。
・フィット感、地面をつかむ力、弾力、機能を比較するため用意したもう1足の方が優秀とされ、落伍した。
・フォーマルな会場近くまでジャージでジョギングし、物陰でさっとスーツに着替えたが、ジョギングシューズがどうしても手荷物として邪魔だった。
・ジョギング狂いで家庭をかえりみない夫に業を煮やし妻は夫が格別に大切にしているシューズを真夜中に持ち出し暗闇へたたきつけた。
・「雨ふるふるさとははだしであるく」を悟った。
・ジョギングを超えた高みに精神が昇華した。
などなどが思い付く。
せと
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by ouraiza | 2008-12-25 13:14 | 迷い靴(ブログ化) | Comments(0)
そつろんしゅうりょう
f0035084_20364588.jpg昨日卒論の締切日でして。なんとか提出してきました。
いやはや危なかった。原稿を持って大学に向かおうと家を出る時、鍵が見つからなくってカバンの中を探る手がガタガタ震えました。そのくらいギリギリでした。

書いてる途中で数回、こりゃどう考えても間に合わない→自動的に中退、の図式が浮かんで、さよならアメリカ さよならニッポン のメロディが脳内を駆け巡りました。でもこれ以上失敗したらその後どうやって生きたら良いのか想像つかないので、ペシペシと頬を叩いてキーボードに向かう。

写真は最後の3時間くらいお世話になった冷えピタ。もはや飲み続けたブラックコーヒーも頻繁な洗顔も利かないくらい極度の睡眠不足に負けそうになり、装着。てきめんでした。

昨日はそのまま店に出勤。2日寝てない頭で仕事がまったくはかどらず、無駄に笑顔だけふりまいてました。あははー。

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f0035084_21154724.jpg逢坂みえこ 『たまちゃんハウス』 集英社 既刊4巻

逢坂みえこは、仕事を題材にマンガに描くのがうまいと思う。『ベル・エポック』の編集者、『火消し屋小町』の女性消防士、そして今回は、落語家。

大御所、桜花亭春福には弟子が3人いる。
しっかりものでちょっと意地悪な早春。引っ込み思案で努力家な春々。一番年下の、ひょうきんでかわいい白春。3人は、怒りっぽいけど情が深い春福師匠に日々きたえられている。
主人公はその家の一人娘、珠子。彼女は元々まったく落語に興味が無くて、盛り上がる皆との距離を感じていたが、ふとしたことから春々に恋をして、慣れない世界にたじろぎつつも持ち前の楽観主義でだんだん落語に近付いていく。
一応ラブストーリーが軸だけど、そんなことより毎回出てくる色々な落語のストーリー描写や、高座の舞台裏の様子がとても面白い。弟子3人の活動も、テレビに出たり落語一本だったりとそれぞれ個性が出ている。
上方落語なので、道具とかもちょっと江戸とは違うらしく、それから何より「ことば」が良い。著者が関西の人らしいので、登場人物が話すセリフが回を追うごとに迫力を増していく。

この主人公の珠子が、そそっかしくて思い込み強くて、読んでてうわー、という気持ちになるけれど、将来が不安で自分に自信が無くて、何とか自分に得意なことを見つけようとしているその姿は、なんだか身につまされてしまう。
その対極にあるのが、春福と並び称される吉兆師匠の家のお手伝い妙子。彼女は若いながら世間を知っていて、いつもにこやかで清楚だけど実はとても厳しい人。珠子に対して心の中で思うツッコミが辛辣で、その鋭さにドキッとさせられる。

おすすめは、第4話。家庭が複雑でヤンキーな少年だった白春が、どうやって桜花亭一門に入って落語家になったか。不覚にも泣きました。徒弟制度って苦手なイメージだったけど、あったかいのかも・・・・なんて。

当店で3巻までセットで発売中です!!

なつき
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by ouraiza | 2008-12-23 22:34 | ふらふら散歩(終了) | Comments(0)
08/12/22
f0035084_1216883.jpg 発売中の雑誌『猫びより』(日本出版社)にてご紹介いただいた。壁黒猫の件。「雑司が谷猫マップ」(手許に無く未精読のため不確か)がすごい。野良猫の居場所、通称まで記事になさるなんてなんと大変なことだろう。
 うらららー(驚)、某女優さんの雑誌撮影が店内にて。臭くないかな、変なもの落ちてないかな、リセッシュしなければ、暖房のフィルター掃除してないぞ、と実際なんら関係のない緊張で一日中ぶるぶる。とりまきの方が多くて真剣で、暴風に飛ばされぬようはいつくばってなんとか辿りついた立ち入り禁止の断崖絶壁の上からおそるおそる顔を出し崖下を覗くと純白のフランス人形が砂浜にぽつんと置いてあるのがかすかに見えた、感じでした。
せと
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by ouraiza | 2008-12-23 02:07 | Comments(0)
ほーっほっほっほ!
f0035084_028969.jpgシフトを前後交代してもらい、立石書店主岡島さんの奥様ナベちゃん出演のオペラを観に岡島さんと豆ちゃんと新宿へ。今回の役は、主人公の目玉をくり抜く悪い妖精役。高笑いする姿にホレボレ。もちろん歌も素晴らしかった。写真は終了後ロビーで激写させてもらった、ナベちゃんのスーパーつけまつげ。影が・・!そのまま高笑いしながら楽屋に消えて行った。

f0035084_0282812.jpgロビーのトイレのマークが可愛くて思わずパチリ。ひらり~んとしたドレスが何とも女子トイレ。




先日の日曜は、矢野顕子のさとがえるコンサートを観に渋谷NHKホールへ。何とまたまた最前列。いつもは土曜日曜の2公演あるのが、今年は日曜だけとあって3階席まで観客ビッシリ。今年はニューアルバムに合わせてのバンド編成だった。ドラムの人の足にジャラジャラしたものが着いていて、随分派手なブーツだと思っていたら、打楽器の一部だった。今までコンサートで何度も耳にしたくるりのカバー曲「ばらの花」、私が聴いた中でこの日のバージョンがピアノ歌アレンジ全てにおいて一番素晴らしかったように思う。皆さんそれぞれさすがプロだわい、という素晴らしい演奏だったが、バンドメンバーが一人また一人とステージを去り、自然にソロに移っていった時の矢野顕子と観客の一体感を目にすると、やはり矢野顕子はソロだな、と思ってしまう。海ねこさんとMongoさんがこの会場のどこかにいるはずだが、と随分きょろきょろしたが見つけられず。あの人の数ではねぇ。



渡辺淳一著『花埋み』新潮文庫、読了。
店にある程度のこだわりを持たせようとすると、どうしても店内には並べてられない作家がいる。この人もそう。通常は問答無用で特価本行きなのだが、この作品だけは、別。それどころか常に数冊のストックがある。
それはこの作品の主人公である荻野吟子の墓が雑司ヶ谷霊園にある為。
荻野吟子は日本で最初に国家試験に正式に受かって開業した女医である。女性が学問をすることが恥とされた明治期、吟子は夫に性病をうつされたのをきっかけに離婚、男性に診察される屈辱を経験し、産婦人科になることを決意する。決意した所で普通の神経ではとても続けられない性差別を受けながらも自分の決めた道を進んでゆく。そして本書の半分くらいで念願の女医になるのだが、それで終わらない。その後、キリスト教に入信、同じく信者の13歳年下の男性と再婚し、何と北海道に渡る。夫の、北海道に信者だけが住む楽園を作る、という熱い希望に付き合って、病院を閉めて北海道を開拓しに行ってしまうのである。計画は結局うまく行かず、失意のうちに夫が死に、吟子自身も2年後、北海道で死ぬ。
明治から大正という激動の時代に生き、散った一人の女性。目まぐるしく変わる世の中だけに、草分けという肩書きだけではすぐに通用しなくなるのが何とも悔しい。
雑司ヶ谷霊園に墓があるのだから、と注意深く読んだが、雑司ヶ谷のぞの字も出て来なかった。病院は湯島の方にあったようです。



実家の猫が今夜、息を引き取った。15歳。長生きな方だろう。死因は腎不全。むぅ。



悼みち
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by ouraiza | 2008-12-21 02:21 | のむのノミムメモ | Comments(0)