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ANAHACHI
f0035084_21254356.jpg第23回 早稲田青空古本祭

■日時
2008年 101日(水)~6日(月)
10:00~19:00(最終日17:00迄)

■会場
穴八幡宮(早稲田大学文学部前)
地図
地下鉄東西線・早稲田駅下車 徒歩3分
JR・西武新宿線 高田馬場駅下車 
駅前から学バス「早稲田大学正門前」行き乗車。「馬場下町」下車・会場前

■参加店舗 
浅川書店・渥美書房・古書かんたんむ・谷書房・鶴本書店・飯島書店・いこい書房・古書現世・関書店・寅書房・平野書店・三幸書房・文省堂書店・照文堂書店・五十嵐書店・金峯堂書店・立石書店・虹書店・三楽書房・ぶっくす丈

■会場で1000円以上お買い上げのお客様にもれなく、早稲田古本街の「協力店」で使える1割引券を差し上げます。会期中は何回でも使用可能。(一部商品除く。店で問い合わせください)


 明日からアナハチなのです。着始めでまだ馴染まない冬物シャツをもてあましつつ境内に立てば、ときおり頬をなぜる秋風とぼんぼりの妖しい赤い燈。じっと本棚に集中しても、いつかあたまは今夜のおでん屋への期待・・・あぁ本がハンペンに見えてきた・・・・なんとなく人恋しいから思い切って電話してみても友達はでない。「うん、そうそう・・・ほら階段上がったところの神社でさ・・・古本見てるから・・・」・・・間・・・「なんかあった?」「おぉっ早かったね。いやーついにこれ見つけたよ・・・」「あ!いいなぁそれ・・・」待ち合わせのシナリオはもう脱稿済み・・・・来ない役者を本見て待とうか・・・・な古本まつり、通称アナハチ。

 「わめぞ」関係の取材などのときは、理路整然たるオフィシャルな側面を体内に隠し持つ古書現世向井さんに役を押し付けてぼくは逃亡する(というかうまく喋れない)のだが、きのうは電話で「あ、えぇ、わめぞに関してはパブリッシングな話のできる向井さんのほうが・・・」と言ったのだが後から考えると多分「パブリック」と言いたかったのだ。ちょっとぜつぼー!。

 NASAでさえその情報を求めてやっきになっているらしい天地をも揺るがす事柄に誤りが。リコシェ豆子さんによる「ひき肉料理という行為」は「ヒキニクッキング」ではなく、「ひき肉っきんぐ」、なのだ。御本人から教えていただいた。この件とは関係ないが、豆子さんの脅し文句のひとつは、「リセッシュしちゃうぞっ」、である。

f0035084_22134194.jpg カスピ海周辺旅行から帰国した無料誌「東京トーフ屋散歩手帳」でおなじみ豆惚舎(ずぼらしゃ)ヤマモトさんがおみやげをくれた。気を使わせてしまって申し訳ないです。それがペルシャ語の日付スタンプ。あぁこんな実用的なものをありがとうございます。彼によるとこれは「1387年2月7日ですf0035084_22213025.jpgね」とのこと。
せと
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by ouraiza | 2008-09-30 21:20 | Comments(0)
ひなぎく閉店
一日中雨が降っているのをこれ幸いと、最近提案していた「美術コーナーのおにぎり」(本棚並び順の整理)にいそしむ。集中した甲斐もあって8割方終了。つかれたー。


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告知
古書ほうろうさんでイベントが2つあります。

f0035084_23233228.jpg高平哲郎トークショー
10月4日(土)15:00~16:30(開場14:30)
料金 1000円
予約 古書ほうろうまで(先着順です)
    ・メール:horo@yanesen.net 
       件名「10月4日 高平哲郎」
     お名前、人数、当日ご連絡の取れる電話番号を、お書き添えください。
    ・電話:03-3824-3388







f0035084_23234677.jpg寒空はだか ワンマンショー
10月18日(土)19:30~(開場19:00)
出演 寒空はだか(歌うスタンダップコミック)
料金 2000円
予約 古書ほうろうまで(先着順です)
    ・メール:horo@yanesen.net 
       件名「10月18日 寒空はだか」
       お名前、人数、当日ご連絡の取れる電話番号を、お書き添えください
    ・電話:03-3824-3388





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先週の土曜日、荻窪ひなぎく&海月書林(実店舗)の閉店にともなう「ありがとうセール」に行ってきました。スタートの14時前に着くもすでに長蛇の列。始まると同時に店内は人、人、人。熱気にあたって私も色々買ってしまう。ほうろう製の小物入れ、小さいミルクパン、大阪万博の絵はがきセット、平野威馬雄の随筆(これは100円)、など。途中でカネコウノのコウノさんと顔をあわせお互いびっくり。
ひなぎくは、頻繁に来ていた訳ではないですが自分にとって大事なお店で、大切な友人と時間を過ごす場所でした。閉店はとてもとっても残念です。最後だ、ということで、セール品を眺める傍ら、壁際の小さな一輪挿しや、トイレの可愛い内装など、くまなくじっくり眼に焼き付けました。

なつき
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by ouraiza | 2008-09-29 23:55 | ふらふら散歩(終了) | Comments(0)
ちょっと絶望、の流行
 そもそも過大な夢をのせて市場に出品したものが10分の1の値段ぐらいだったことから今のプチ絶望ブームがきたのだが、7年続けた週一回の習い事を先日終了させたのもその一因かもしれない。ほんのわずかなことだが、ひとつの緊張がなくなったことによる足場の揺れを絶望でごまかしている気もする。いつものことだが、蚊が飛んでいる。眼にみえる遅さで飛んでいる。ほ!と空を握る。この握ったグーのなかに蚊がいるか・・・いるわけないさ・・・と手を開く。手のひらから蚊が元気に飛んでいく。ずぇつぼー!!

f0035084_2183271.jpg 目白台・月の湯さんに、「第2回 月の湯古本まつり」のための下見へ。池に、以前いなかった金魚がいた。金魚のいる古本市になるわけだ。
せと 
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by ouraiza | 2008-09-28 21:08 | Comments(0)
すんません(怒)!
当店のショウウィンドウの前には、小さなワゴン(通称小ワゴン)が4台ある。閉店時には全部店内にしまうのだが、2台目をしまって3台目に戻って来た折(正味1分)、さも私達15分前からここでこうしてますけど的な激しさで接吻コンテストが繰り広げられている。一瞬怯んだが、精一杯の怒りを含んだ声で「すんません!」というと、逃げて行った。ウチでやるならせめてシャッターを降ろしてからにしてくれよ。



激しい線引きがある本が入ってきた。前回同じお客様から買い取りした際も、一冊一冊消しゴムで消して商品化するのが大変だったのだが、このお客様とにかく勉強家で、この方の線引きというのが凄い。代表は「本と闘った跡なんだよ」という言葉をよく使うが、線引きが格闘後の名誉ある傷跡だと考えると、それを消しゴムで消して格闘そのものが無かったことにしてしまう、というのは、何だかそのお客様に申し訳ないような気がしてくる。余談だが、MONOはよく消える。





f0035084_1224717.jpg『十字街』 久生十蘭 著 朝日文芸文庫
舞台は1930年代のパリ。フランス全土を揺るがした政治事件に日本人が巻き込まれる、という設定。非常にスピード感ある展開で面白く読めた。最初からぐいぐいと引っ張られていっただけに、エンディングは「・・へっ・・?これで終わり?!」というあっけなさを感じてしまったが、それでも読んで良かった、面白かった、と読者に思わせるのがこの作家のすごい所なのじゃないかしら。パリの描写なども、4年パリにいたとあって、きっと30年代のパリはこうだったんだろうな、と思える程自然。
この作家のペンネームですが、パリで師事していたシャルル・デュランをもじったという説と、「久しく生きとらん」「食うとらん」という意味だ、という説があるというのも今回初めて知った。ちなみに函館中学校だったそうだが、上級生に谷譲次、下級生に水谷準、亀井勝一郎がいたというのもスゴい!
国書刊行会より来月から全集が刊行開始されるそうな。





f0035084_2142189.jpg『幼年期の終わり』 アーサー・C・クラーク 著 光文社古典新訳文庫
言わずと知れたSF名作ですが、これは脳がフリーズすることなくちゃんと読めました。オーヴァーロード(最高君主)という異星人に人類が支配され、それにより新たな道を歩み始める人類。この世界では、どう足掻いても太刀打ちできない者によって支配されることにより、人間同士が争う意味がなくなり、思わぬ平和がもたらされる。高度なオートメーション化により、人が物を生産することは無くなり、誰もが必要な物は公平に入手でき、犯罪も無くなった。まさにユートピア状態、さぞかし生き易かろうという感もあるが、同時にこれでいいのか人間、という恐怖も感じる。争いや不満がないということはそれを創造的活動にぶつけるということがない訳で、となると、芸術というものはもはや発展しないことを意味する。うーむ。
つくづく思い知らされるのは、宇宙における地球のちっぽけさ。それを考えるとますます地球の外に畏れとロマンを感じずにはいられません。人類最後の生き残りによる地球が終わる瞬間までの実況中継は圧巻。読後感はややしんみりです。
クラークですが、アシモフと、最高のSF作家は誰か?と訊かれた時にお互いの名前を言い合う、という「クラーク-アシモフ協定」なるものを結んでいたというのが可笑しい。



惑星(ほし)みち
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by ouraiza | 2008-09-28 03:36 | ノミムメモ(土曜) | Comments(2)
08/09/26
 悪夢!絶望!!断絶!!!自分にはリフレッシュが絶対必要だと思ったので早めに帰宅し、好物の「肉の日高」のチキンカツ弁当で胃をもたもたにしてテレビをぼーっと観たのだが、全然リフレッシュにならない。なんだかいっそう、得体の知れぬ暗黒が降ってきた。置きっぱなしていたヘルシア緑茶を飲むとカビていたようで、ちょっと噴茶。

 パソコンが絶望していると画像掲載ができなくなってしまうのだが、今日は少し希望のようで、左、荒川線踏切り。右、彼岸花。どちらも東池袋。荒川線の踏切りで急いでいないとき、まっすぐ伸びた線路と雑草と錆びたミラーにハッとすることがある。 せと
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by ouraiza | 2008-09-27 02:31 | Comments(0)
08/09/25
 牛の目玉からしっぽまで、すべてを皿に盛っちゃおう、とする訓練を受けてきて、身に沁みついてしまっているのが問題なのだ。目玉からしっぽまで、な部分もありつつ、ちゃんと確実にぶ厚いハラミがありますよ、というのが理想なのだが、できない。最近やっと、タンとカシラは店頭に出さずに市場に持って行くとかなんとかすることができるようになったが、まだ足りない。薄い各部位を皿に盛りつけるのに一日かかり、今日もハラミに触らないのだ。

 ああ!暗黒!!気絶!!!悶絶!!!!虚無!!!!!絶望!!!!!!昨日の東池袋風景(何のへんてつもない)画像2枚なのだが、パソコン不調で掲載無理。
せと
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by ouraiza | 2008-09-26 03:01 | Comments(0)
開通
f0035084_21574872.jpg 今まで、番台内から店内に出る、またはその逆の場合、ひとつの出入り口しか無かったのだが、今日、もうひとつのミルキーウェイが開通した。店番長のむみちがぐっちゃぐちゃのもろもろを片付けてくれたので、壁になっていた小さな本棚の幅を、切って狭くした。通路ができたのだ。
せと
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by ouraiza | 2008-09-24 22:07 | Comments(0)
08/09/23
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 手ぬぐいが、終了間際の突然の豪雨でノルマンディだった前回外市後、番台に落ちていました。どちらさまかお心当たりの方はいらっしゃいますか?遅くなってしまい申し訳ありません。ずーっと番台にありました。

 副都心線に初めて乗った。新宿渋谷方面へ行くのに、池袋駅経由と比べ、ア・リトル・ハートブレイク(ほんのりこころのかすり傷)がかなり少なく済む。なにかを保つ努力を要し、やっと地下鉄にたどり着く池袋駅に比べ、副都心線雑司が谷駅では、すぐホームに立てそう。
 副都心線の及ぼす影響、ゆっくり現われてくるだろうと思っていたが、最近ひとつ、確実に変わった部分がわかった。明治通りを歩いていると、
「地下鉄に入る階段のある道」
を歩いている気分が、ツンとくる。有楽町線や東西線沿線の、地上の太い道路を歩いているときと同じ。道の気分が変わった。

 木山捷平『随筆 石垣の花』を最近読み、うわわ、これが随筆というものか、と震え。
 ところで最近まで、「小説」が「本」のなかでごく小さな一ジャンルに過ぎないことを知らなかった。入荷してくるものを思い出すに、予想では小説7・他3、ぐらいなのに、実際は小説2・他8、なのだ。

 ヒキニカン(ひき肉をふるさととする人)、リコシェ豆子さんが、友人Uさんとともにひき肉の小さな宴を催してくれた。「ひき肉を抜けるとそこはナスだった」「肉奴」「玉子とひき肉とYシャツと私」「豚心中」「きゅうりの断頭台(ギロチン)」「ジャージャー未確認飛行うどん」という美味しい料理をいただいた。ひき肉を料理することを豆子さんは「ヒキニクッキング」と呼ぶ。
せと

 
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by ouraiza | 2008-09-23 20:26 | Comments(1)
湯川潮音ライブ
f0035084_23595331.jpg先日、湯川潮音さんのライブに行きました。台風一過の空は気持ちよかったです。
生でみた湯川さんは、若くて小さくて可愛らしく、そして落ち着いた雰囲気を持つ素敵な女性でした。感動。なによりも想像以上に声がすばらしくて、CDで聴くよりずーっと迫力があるのびやかな歌声でした。
構成も凝っていて、朝がはじまってから日が沈み夜になり、翌日になるまでの一日をテーマに曲が配されていて、くるくる変わる照明がとても美しかった。朝日に、夕焼けに、星空に照らされる彼女の姿に惚れ惚れしてしまいました。
今回はアルバム発売記念の小ツアーということで、大半がそのアルバムからの曲らしく初耳が多かったものの、充分堪能。あらためて歌詞に耳をそばだてていると、彼女の曲は明日や未来に少し希望が持てるような、そんなものが多くて、柄にも無く直球で受け止めてしまい半ば涙ぐむ。それから森や水や様々な自然も多く詩に登場してきて、脳裏に情景がまざまざと浮かび、よい香りがただよってくるような気がした。
あと、合間のMCにも軽く冗談をとばしたり、終わってからの会場アナウンス(お忘れ物ございませんように・・・etc)のマイクジャックをするなど、おちゃめなとこがあったのがとても意外で楽しめました。
会場の東京グローブ座(新大久保)もよかったです。

帰りがけに寄った近くの古本屋さん(古書畸人堂)と喫茶店(シュベール)がどちらも良くて、大満足でした。ライブに誘ってくれた友人みきさんに感謝。


なつき
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by ouraiza | 2008-09-23 00:43 | ふらふら散歩(終了) | Comments(0)
昨今はレズ流行り。
f0035084_19535495.jpgbukuの最新号が届きました!岡崎武志さんの今号の連載「性春の門」が可笑しくてたまらない。京一会館編、ということはこの「性春」シリーズ、続くのかしら?!楽しみだなあ♥









f0035084_175743.jpg『星を継ぐもの』 J.P.ホーガン 著 創元推理文庫
前回のケラーマンに続き、ふぉっくす舍NEGI様におススメ貸していただいた本書。SF初体験。かなり評判が高い作品ということで、期待に胸を膨らませ読み始めたはいいが・・。困った事に、物理科学用語やメカ用語を目にすると途端に脳がフリーズしてしまう。最後のどんでん返しがスゴいから、と言われていたので何とか読み進んだが、予定していた一気読みにはほど遠いペース・・。ただ、最後のウワサのどんでん返しの場面は、なるほど、小さく唸った。何ともロマンチック。
宇宙に思いを馳せたり、遠い昔の古代世界を想像してみたりするのは好きだが、如何せん、SF小説を楽しめるだけの一般教養がなさすぎる。SFファンの方達は、大抵本書を読んでおられるだろうが、普段SFは読まない方で、あらでも私理系得意だったワよ~、という方はきっと楽しめることと思う。



古書現世向井さんに、仕入れたてホヤホヤの、本の話が1行も出て来ないエロ漫画『古書買い取ります!!』の2巻を見せてもらう。夢幻堂、ありえなさすぎ。



宇宙(そら)みち
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by ouraiza | 2008-09-20 19:54 | ノミムメモ(土曜) | Comments(0)