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ぱんだんぱん
f0035084_4039.jpg知り合いにこんなものをお裾分け頂いた。耳はチョコ、顔は白いアイシング。何と目はプルーン。そして極めつけは中がつぶあん・・!何というカオス。味については、ノーコメント。だが、許す。パンダだから。入っていた袋を見ると、品川にあるキムラヤというパン屋で売られているらしい。さらにネットでいろいろ調べると、コレ、「キムラヤのパンダパン」と言って結構有名らしい。しかも男の子と女の子バージョン(おでこにぽちょんぽちょんとあるやつが、リボンだという噂も。)があって、どっちがどっちかはわからんが、中がメロンクリームのものもある、と。食べ途中の写真も撮ろうかなと思ったが、やめた。SATSUGAIっぷりがハンパなかったため。

f0035084_4204882.jpg『雁』森鴎外 著 新潮文庫
須賀敦子の父親は、娘の日本語離れ(崩れ)を心配して、しきりに鴎外を読め読めと口をうるさくしていたらしい。というのと、ちょうど当店で在庫過多だったのと、開いてみたら私が好きな活字の種類だったのと。そしてもちろん、この薄さが有り難く・・。
貧しい家に育った「お玉」が、高利貸しの妾になるも、通りすがりに顔を合わせるだけの学生「岡田」に淡い恋心を抱く。あぁぁ、美しい・・。結ばれることなく終わった恋であるが、結ばれなくて本当に良かった。主人公の「僕」が鯖の味噌煮が嫌いだったために、さらに「岡田」が雁を過って石で撃ってしまったために、すれ違って終わる恋。偶然の重なりが皮肉な運命を創り出してしまう理不尽さ。むむぅ。非常に感慨深く読めました。まだ長閑さが残る明治期の上野辺りが舞台。古本屋なんぞも出て来て、それも興味深い。この頃の文学作品ではよくあるのだろうが、通りが「往来」とされており、こそばゆい。各章が漢数字で「壱弐参」と「拾」くらいは知っていたものの、「肆伍陸漆捌玖」は知らなかった。正午の時報が、明治4年から「空砲」という形で始まり、昭和4年にサイレンに代わった、などという雑学的な注解も楽しめた。



古田織部正に惚れた。



へうげみち
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by ouraiza | 2008-08-31 05:24 | ノミムメモ(土曜) | Comments(0)
08/08/29
f0035084_2091266.jpg 入荷しております。和光大学の授業「雑誌研究」(講師:南陀楼綾繁さん)を受講する学生有志によるミニコミ『キクロク 創刊号』。「特集 奇人教授にてんやわんや 津野海太郎 松枝到」。200円。持ってきてくださった学生さんは「こんなのでお金をいただいていいのか不安・・・」とおっしゃっていましたが、いやいやーちゃんと売れそうな、読む時間を与えてくれそうな、立派な雑誌ですよ~~。

f0035084_20242724.jpg 前回の外市のとき刈り取ったはずのベンチ筍が、同じ場所にまた生えてる。息吹だなあ。
 ネズミ問題。えさで釣るネズミ捕り機をあきらめ、強力殺鼠剤「ネズレス」を試みたところ、4つ仕掛けたうちの1つが行方不明になり、つまりどこかに持っていって食べてバタンチューだろう、と勝手に想像、その後現われた形跡もなく、ま・・・いいか・・・というもやもや霧にけむる結末。
せと
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by ouraiza | 2008-08-29 23:57 | Comments(0)
明日からビッグボックス
f0035084_20565239.jpg ←画像クリック拡大します。わめぞから立石書店さん古書現世さんが参加する高田馬場駅前、ビッグボックス古書感謝市が明日から。2007年5月の衝撃の終結から一年少し。1階地下鉄入口横ではなく、9階の催事場にて復活。定期開催かどうかは未定、とのこと。
 無性に淋しくあてどなく、うつむいていた学生時代、ふと足を止めて目を上げるとビッグボックスの古本祭があった。無造作な棚に目を泳がせ、気の落ちつくのを待った。会場は9階ですが、なんとも愉しみです。

f0035084_21143042.jpg ←画像クリック拡大します。
あ、二丁目の真っ赤な夕日だ
第4回ふるぽん秘境めぐり in ダイバー
9月16日(火)~20日(土)
11:30~19:30
神保町の秘境 ブック・ダイバー<探求者>さんにて

せと
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by ouraiza | 2008-08-28 20:57 | Comments(2)
08/08/27
f0035084_1191630.jpg つぶれた車の上に壊れた車をのせたトラック。首都高でみた。
 気になっていた箇所に本棚を作ってはめたり、マグネットシートを彫ったり、とりとめが無さ過ぎる。どうも痛烈なとりとめの無さだ。逃げるか、向かうか、微妙な隙間にはまったとき、こんな風な気がする。
 文庫の著者名順「あ」~「わ」までなど、差込みを入れているのだが、それらを総取替えした。下地を緑から茶色へ。東京芸術劇場のテナントだったとき、劇場のイメージカラーが緑だったので、それに合わせた。細部に残っている前店舗の形跡が少しずつ少しずつ、消えていく。物は磨耗して消えるのだが、一方、消えようのないなにかが色濃く残ってもいる。
せと
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by ouraiza | 2008-08-28 01:41 | Comments(0)
チョモランマ発進
 今年の目標の一つが「雨対策」だから気になるのだろう。中国の人口消雨ロケットは、人が雨を降らせないためにとる行動の例として、大いに参考になる。役立てられないが。オリンピック開会式閉会式で合わせてせせ、せ、1345発!も撃ったのだとか。ニュース記事。イラブさんの生ビール20杯というのもびっくりだが。記事には、
「ロケット弾の大きさは直径10センチ、長さ約150センチと細長い形状をしていて、高度1000メートル前後に向けて発射する」
「中国政府の説明ではロケット弾は1発2000元(約3万2000円)。両日で1345発を打ち上げたため、269万元(約4300万円)もの経費がかかっている」
とある。照る照る坊主、大森の祭「水止舞」(今年も行けなかった)、そしてロケットも視野に入れて、今後の野外古本祭に備えたい。ものだなーうらららー。

f0035084_23385363.jpg わめぞを牽引するイラストレーター武藤さんが外市で使う専用本棚「チョモランマ」を蹴とばしながら家に持って帰った。武藤さんの乙女道探求の一助になればと祈っていると、その後のメールに「改善点を発案したから直せ」との旨、記されてあった。
せと
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by ouraiza | 2008-08-26 23:44 | Comments(0)
碧い波
f0035084_2359141.jpg通常の業務(接客・レジ打ち・目の前の本の山を処理する・補充etc)の他に、急ぎではないのですが、店員それぞれが心に秘めた「やりたいなー・やらなきゃなー」と思っている仕事があります。それはすでに棚に並べられた本の整理。人によってもまた時期によってもその棚のエリアは違うのですが、最近のわたしは当店の新書コーナーが気になっていました。そこでお客様があまりいらっしゃらない時間を狙って作業開始。だいぶ前により分けたまま引き出しに死蔵されていたストック分を、地道に取り出しては棚と照らし合わせ無いものを棚に差す、逆に現在かぶっているのを引き出しに入れる・・・の繰り返し。前回と今日で、岩波の一部と講談社と中公をやり終えました。見た目にはほとんど変化はないのですが、「死んでた本」が生き返ったのが嬉しく、気分がすっきりしました。残りの岩波が・・・妙に量が多く、懸案です。

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先日文庫本を拭いていたら、ハラリと葉書が一枚出てくる。そこには鮮やかな青空を背景に進む船の絵が。手描きのようです。とても素敵。
本から残暑見舞いをもらったような気がしました。

なつき
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by ouraiza | 2008-08-26 00:13 | ふらふら散歩(終了) | Comments(0)
あ、あなたがウワサの・・?
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「はい、我々が紙魚です。」
偶然入荷した書籍『書物憂楽帖』(TBSブリタニカ、ジェラルド・ドナルドソン著)をペラペラ眺めていたら、載っていた。
意外に男前ですね。



今日は少しだけ早く家を出て、ジュンク堂でよりみち。
大西巨人の本でチェックしたい箇所があったので。
ついでに文庫の新刊をチェックしたら、ウェッジ文庫から『彼もまた神の愛でし子か 洲之内徹の生涯』(大原富枝著)が出ており、即買い。折しもちょうど今、洲之内徹の『気まぐれ美術館』(新潮文庫)を読んでいる最中なのでした。それにしてもウェッジ文庫、頑張っているようですね。既刊で他にも何冊か良書があったような。
ある作家についての生涯を書いた本があるとき、それを読んで親しみを湧かせてから作品を読むべきか、まず作品を読んでからその作家についての生涯を読み、さらに愛着を深めるべきなのか、いつも悩むところ。『気まぐれ美術館』においては、随筆なので同時進行もありかしら、と思う。


今日の買い取りの中に、ハヤカワ文庫のモダンホラーセレクションが一山あった。
処理をしている時にふと気づいたのが、その種類。「NV」つまり、ノベルであって、ミステリーではない。自分の頭の中には「怖い話=ミステリー」という認識があって、どうしてホラーがミステリーじゃなくてノベルなの?!という疑問が湧いたのだったが、よーく考えてみると、ミステリーとは推理小説なのであって、ホラーは推理とは関係ないので、ノベルなんですねぇ。はぁ驚いた。



わめぞ内で漫画が蔓延している。『デトロイトメタルシティ』『20世紀少年』ときて、今は『へうげもの』。どれも面白くて困る。


の紙魚ち
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by ouraiza | 2008-08-24 03:04 | ノミムメモ(土曜) | Comments(0)
チョモランマ改造
f0035084_20571155.jpg 大通りに面したこの辺りでは見なかった野良猫を最近みかける。開店して以来4年で初めてのこと。痩せ細った黒猫。すっと逃げる。
f0035084_20575184.jpg 「だっせーんだよ!」と武藤さんにエグられ、武藤良子外市専用機「チョモランマ」を改造。サイドチョモランマを小さくファンシーに整形、後傾しやすい難点克服のためバックチョモランマタイヤの位置を少し変更。チョモランマボディはかなりバルチックに可愛くできているのだが、その上部、チョモランマロッヂの景色が要点だ。チョモランマボードが大きいのは大判美術書や雑誌に備えてのこと。チョモランマボードが小さければ完全に武藤さんの目指す乙女ロードぶっちぎりであろう。しかし「でかい本置けね-じゃんかよボケ!」という未来の現場からの警告も聞こえてくる。「乙女」をとるか「売上」をとるか・・・・。
せと
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by ouraiza | 2008-08-23 02:02 | 工作 | Comments(0)
チョモランマ
完成しました!わめぞの絵姫武藤良子さんが外市にて専用で使う本棚。

わめぞ文庫01『大阪京都死闘篇 武藤良子関西旅行記 完全版』発売記念!!
武藤良子(屋号m.r.factory)外市専用機
チョモランマ

 「戦艦武藤」でいいですか?とおたずねしていたら、翌日武藤さん本人が直々に命名してくださったのが「チョモランマ」。「バルチック・ムトウ」も候補だった。しかし「チョモランマ」ほど良い名称は思いつかない。「おとめっぽく・・・おとめっぽく!!」という支離滅裂な武藤さんの脅迫を忠実に実行。かなりナチュラル派生活系マット感ふんわりかわいい棚になりました。キャスターには自制心を司るストッパーを2個も使用。外市の配置のなかで置き場所があるのか心配。
せと
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by ouraiza | 2008-08-22 00:32 | 工作 | Comments(0)
駐靴
■道に靴だけ落ちているなんておかしい。持ち主を見失った迷い靴が池袋にはよく落ちている。■

f0035084_1239529.jpg ナイキのサンダル、左。ジュンク堂横東通り沿いコインパーキング場にて。この物件で思うのだが、左右揃いの迷い靴が漂わす落ちつきは胸裏に立ち昇る「新品と交換したな」という印象によるものであろう。片方のみの場合、「急いだな」という感応がその美の刹那性を支えている。「交換型」「焦燥型」「泥酔型」の三種に今のところ大別できる。左であること、右であることが語るものは何か、今後の課題である。ナイキ、サンダル、焦燥型、パーキングという背景、軽みの先にある浮遊感すら漂わすトランポリンな逸品だった。しかしなぜパーキングで急ぐのか。ん、まさか・・・・この迷い靴がパーキング中、なのか。
せと
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by ouraiza | 2008-08-21 12:45 | 迷い靴(ブログ化) | Comments(0)