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濡れ猫&表参道ふらふら
f0035084_2351531.jpgいつもこのブログを携帯からチェックしている為に、デザイン変更に今日はじめて気がつく。はらひれ、とってもスッキリに。
今日は色々ありました。
まず出勤するためにゆうゆうと歩いていると、背中がびしょびしょの猫とすれ違う。無視できず手持ちのタオルでわしゃわしゃ拭き続け、定時より数分遅刻してしまう。右の証拠写真(拭いていたらくつろいでしまった)を見せ事情を話し笑顔で即ゆるしていただく。
そして仕事を始めてまもなく、カメラをぶら下げた日芸の男子学生さんが二人いらっしゃる。なにやら作品製作で「働いている人の手」を色々撮り歩いているとのこと。我々も頼まれ、同僚のむみちと必死で譲り合うが結局根負けし わたしの手が写ることに。リンドバーグ『海からの贈物』の文庫本を汚い雑巾で拭くところをアップで撮られる。手はともかくとして、この文庫はなかなかフォトジェニックなので良かったのではないでしょうか。しかし自分の一部を切り取られるってなかなか恥ずかしいものですね。普段は人を「撮る側」なので一瞬のことながら新鮮な経験でした。

f0035084_011499.jpgさて先週末、ここんとこの試験やレポートラッシュの気分転換にと、「オリジナル燐寸ラベル&マッチ箱アート展」を見に行ってきました。表参道なぞほんとに滅多に行かないので地図は必携。
さぁ、小さな会場(オーパ・ギャラリー http://www.geocities.jp/opa_gs/)の壁には、ところ狭しと大きさ、色形(と価格)が様々なマッチ箱や紙マッチが。どれも買えます。箱の中身も普通のマッチから色が変わったもの、手製のおはじきみたいな粒、豆本まで色々。マッチ箱の四角い見た目そのものを本に見立てて背表紙まで書かれたやつなんかナルホドと思いました。

見ていると面白いのが、手がすごく込んでるものが即素晴らしいかというとそうでもなく、ほんとに作家と買い手のセンスが合致した時にのみ購買意欲がわくという現実。ひとつひとつ手描き・手作りのものは値が張っていて、それから複製が容易そうな作品は割とお手頃だった(例外も有り)のもそうだよな…と。あと想像よりファンシーな作風のものが多かったのが意外でありました。

そんな中から選び抜いて、かつ お財布と相談して買ったもの。それぞれ180~300円程度です。
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左ふたつは、マッチ箱集めの友人みきさんへのお土産。このうちテントウ虫のは著名な燐票家で本展の協力もされている加藤豊さんによる昔の復刻もので安く、自分用にも買いました。その右が、我らが武藤良子さんの作品からひとつ(自分用)。一番右が当店というか店長へ。漱石マッチ箱。裏返すとあの有名な翻訳台詞、「可哀相だた、惚れたって事よ」と印字されてます。このシリーズでは他にも川端や吉行などがあり、本好きな方におすすめかと。(吉實恵さんという方の作品です)

帰宅してこうじっくり眺めていると、会場でズラーっと並んでいた時とは違い、ひとつひとつの存在感が増しています。同じラベルのものを沢山見る喜びと共に、こうやって個別性と相対する嬉しさもある。うーん、マッチ箱、深い。
工業製品でかつ実用のものとアートのはざまを覗いた気分になる展覧会でした。


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そうそうそれから、会場すぐそばの団地(都営青山北町団地)が素敵すぎて激写。
将来自立したら、都内の古い団地で一人住まいをするのが夢です。

先日封切られた映画「全然大丈夫」が古本屋が舞台らしく気になる。公式サイトを見たら一面本棚で嬉しくてめまいがした(ただみんな紐しおりが出しっぱなしでしまいたくなって困る)。タイトルも良い。
なつき
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by ouraiza | 2008-01-31 00:26 | ふらふら散歩(終了) | Comments(2)
08/1/29
f0035084_055172.jpg 雑司が谷専門小冊子「わがまち雑司が谷」55号入荷しました。旧高田小学校を防災公園にすることを区が立案中、しかしそれだと桜並木を伐採する必要があり、別の方法、校庭を芝生化して周辺住民の憩いの場にすることを考えている方がいらっしゃる、とのこと。

f0035084_114952.jpg 表へ出るとちょうど西洋菩提樹が引っこ抜かれるところだった。んん?「コバノボダイジュ」に植え替えると貼り紙にあったが、やはり通称リンデンと呼ばれる「西洋菩提樹」とは別のものなのか。しかしお隣ミニストップ前のリンデンは抜かれていない。・・・・・・!ひとつ思い当たる節が。少し前に、リンデンちゃんにビニールひもが巻かれてぴらぴらしてるのが邪魔で切って捨てた。やだなやだな、生き残っているお隣のリンデンちゃんにはビニールひもが巻かれている。ぎくぎく!「これは抜かない」っていう目印だったの鴨ガァ! 殺樹幇助かな。去年の3月頃植えられて、たった1年弱のおつきあいでした・・・。
せと
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by ouraiza | 2008-01-30 04:03 | Comments(1)
移動型
f0035084_21335766.jpgf0035084_2134597.jpg ―――どうして靴が落ちているのだろう。身元不明の靴をみつけると、靴をみやげに置いていった所有者が降りた真っ暗い穴の中が、気になって仕方ない。迷い靴は、町の脂汗の量を計るバロメーターなのではないだろうか。―――

 迷い靴。左は昨日27日17時ごろ。右は今日28日19時ごろ。1日のあいだに十数メートル移動していた。昨日の時点での現場は東通りの靴屋さんの目の前、電柱のふもと。そこから池袋方面へ少し進んだ墓地の角へ。どっちもきちんと揃えられているのがおかしい。新規購入のため棄てられた、との想像は容易だが、それにしても目の前とは、よっぽどあせっていたのか、なんらかのメッセージという線も捨てがたい。
f0035084_21342686.jpg 成川さんが、ご近所さんが旅に出ちゃって代理で散歩の任を務めている、柴犬の忠太郎。チーズを放り投げると宙に飛んで食いつく。
せと
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by ouraiza | 2008-01-28 21:42 | 迷い靴(ブログ化) | Comments(2)
あれこれ
f0035084_1512385.jpg 以前、お客様がくださった「高田渡グラス」でビールを飲む。思わぬ出会いだった。うれしい。ただ、グラスの底からつねに視線を感じる。ビールをそそぐと渡の顔がでかくなってちょっと怖い。ビビり感が増します。下の画像は、アルコールの水溜りのなかで、ちょっとにやけ気味の渡。ついでに、『バーボン・ストリート・ブルース 高田渡著』(山と渓谷社)の表紙をのっけてみました。特に意味はないです。
 昨日のある時「それでは、番台のほうへ」とお客様をご案内すると、そのお客様から、ふふふ、と声が漏れるのを聞きました。「ああ、レジのほうへですね」と言うと、「いやいや、そのほうが時代感があって」とお答えになりました。
 「店長、尾崎一雄のなま声って聞いたことありますか」「いや、ない」。木曜日、江古田のブックオフにて『肉声できく 昭和の証言 作家編② 志賀直哉/山本有三』(日本放送出版協会)を買ったのですが、その中で、志賀直哉のききてに尾崎一雄の名前があったので、これはと思い購入したのでした。かくかくしかじかで、と説明すると、

f0035084_1513498.jpg 「それは聞きたい!」と店長。「いやぁ、それを見つけた時は、店長にこそふさわしいものだと思いまして・・・へへっ」店長は尾崎一雄が好き。普段の仕事の合間にも、店長のポイント稼ぎに余念がないオレ。ちなみに価格は200円で、スクラッチカードの割引券を使って購入したので、自分は一銭も払っていない。
 先々週、すっかり猫屋敷と化した店長宅で、4匹の猫の世話係をつとめ、そのあと小遣いを頂いたのですが、すっかり古本代に消えました。これはもう古本がわるいのであって、オレのせいではないです。
 久しぶりに、リブロ・ガレリアへ行きました。奥にある詩集の棚で30分くらいあれこれ本を見、
 『雑歌 足立巻一著』(理論社)
 『関根弘詩集』(思潮社)
 『現代詩文庫22 鈴木志郎康詩集』(思潮社)
 をレジに持っていきました。店員の方が、札をとったりメモをとっているあいだに、ふっと後ろを振り向くと、『詩集/遠くと近くで 菅原克己著』(東京出版センター)が目にはいったので、思わず手が伸びてしまいました。ちなみに、『雑歌』は署名入りで、値段も安い。やっぱり、古本のせい。
 『戦後思想と歴史の体験 日高六郎著』(勁草書房)、『純文学と大衆文学の間 日沼倫太郎著』(弘文堂新社)を最近読みました。『戦後思想~』内の「歴史の教訓」のなかで、日高六郎が学生に対して、歴史を勉強せよ、とお説教したというはなしは、読んでいてひとごとではなかったです。現実を踏まえないで理念を先取りするな、ということですよね。日沼倫太郎は、十返肇とともに、手元にあってほしい文芸批評家のひとりです。とにかく、読んでる。「流行作家のイメージ」のなかでは、松本清張や水上勉の他にも、源氏鶏太、中村武志、邦光史郎らの小説についてその特性を上げながら、それぞれの作家像を表しています。この本を読みながら、大学時代に、それらの本に眼が届かなかった自分を思いました。
 こにぎり
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by ouraiza | 2008-01-28 01:51 | こみにぎり(終了) | Comments(0)
キンタロウ。
少し前に、版元品切れの文庫に対して「絶版」から「品切」という書き方に変える、と代表よりお達しがあって数週間が経つ。
全然慣れなくて困る。
「絶品」と書く事、数回。


f0035084_1471594.jpg今日は、同僚こにぎりにシフトを変わってもらい、私用で神奈川県南足柄市という所に行って来た。市のキャラクターが金太郎ということで、マンホールにも金太郎!







f0035084_1502690.jpg『川の光』 松浦寿輝 著 中央公論新社版
「松浦寿輝がネズミ一家のファンタジーを書いた!これが滅法面白い。」というようなことをフリーペーパーの書評か何かで読み、読んでみたかった作品。ちょうどネズミ年ですし。これが本当に面白かったのです。父・長男・次男のネズミ親子が、長年の棲みかであった川を人間が埋め立ててしまうというので、川の上流へと新しい棲みかを探しに大冒険、という内容。道中にいろいろとピンチがあり、そこで助けてくれる他の動物や人間が出てきますが、それぞれのキャラクターが実に愛情込めて設定されており、微笑ましい限り。ブルーという名の澄ました猫が、澄ました言葉をしゃべりながらも飼い主のおばあちゃんからはぶーちゃんと呼ばれていたり、モグラの五人(匹)兄弟の名前がモラモリモルモレモロだったり、細かい所でもクスクスさせられます。単に愉快なだけではなく、所によってはホロリとさせられたりハラハラしたり。ただ、この著者、当たり前ですが頭が良いので、子供が読むにはちょっと難しい言葉も出てくるかな。日本語が子供レベルの私は、二回ほど辞書をひきました。数年前にアパートでネズミ騒動があったのですがこれを読んだ今となっては、ちょっともう駆除はできそうもありません…。



ねずみち
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by ouraiza | 2008-01-27 02:02 | ノミムメモ(土曜) | Comments(0)
08/1/25
f0035084_2362750.jpg プリンターがだめでスキャンできない。『池袋15‘』(いけぶくろじゅうごふん)入荷。特集「園芸の街、駒込で生まれたソメイヨシノ」。
 おぉぉ、連載が終わってしまって残念だった「豊島三十六景」が「続・豊島三十六景」になって始まってる。サイトにはまだ。続編初回は護国寺。

 バス停横に設置しているベンチ前が吐瀉物のゴビ砂漠。ビールの空缶も数個。凍った野外の空気と酔いの火照りの谷に横たわる鋭い断絶。ぐらっとくる。
せと
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by ouraiza | 2008-01-26 05:08 | Comments(0)
荒川線選挙
f0035084_23193292.jpg あ゛あ゛あ゛あ゛。もう期間が少ししかない。みんたん池袋開拓史さん記事(1/20)をみてぎょぎゃぎゅ。

都電荒川線の新車デザイン投票(←東京交通局ホームページ 都電荒川線)
■ 宛先
郵送:〒163-8001 東京都新宿区西新宿2-8-1 東京都交通局車両電気部車両課
電子メール:S2000030@section.metro.tokyo.jp

とのこと。締め切り1/25消印有効。明日。
 うわわーこの3つはなんだか難しいですねー。2かな。んむむー「レトロ車両(9000形)を増やしてくれなきゃヤダ!」という回答がたくさん寄せられないかなー。せめて色だけでもなんとか・・・。


 おとなりのミニストップでパンを物色中に、物陰からピコピコ顔を出したり引っ込めたりする人がいる。あぁ池袋系変なおじさんに違いない、下を向いとこう・・・・あぁなんか言ってる・・・あれ声に聞き覚えが・・・・わめぞ絵姫武藤良子さんじゃないですか!その後武藤さんは自動ドアが開ききらないうちに出ようとして衝突していた。

 外市で使うための折りたたみ式番台の設計図ができた。衝撃的画期的傑作の予感に鼻血が出そうになる。

 お客様がお買い上げのため番台に持ってくる外の特価本が凍って冷たい。
せと
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by ouraiza | 2008-01-25 02:25 | Comments(1)
水難
f0035084_23285960.jpg一昨日、やってしまいました。すごくありがちでまぬけ、しかし被害は甚大というあの失敗。
そう、携帯水没。所持暦4年目にして始めての大失態です。
アシカのような叫び声をあげながら、あわててタオルで拭き、包んでそのまま最寄のauショップへ駆け込むも、嗚呼、ご臨終。一縷の望みをかけていた分ショックは大きく、冷静に書類手続きをする店員さんを前にただ呆然。
そしてデータは戻らないのに修理代は莫大。さらに落ち込む。色々サインし、手続きを終え、代替機を手にしトボトボ店を出ます。
f0035084_23543321.jpgお金はまぁ貯金を崩すのでまだ良いとして、この数ヶ月新しく知り合ったり再会したりした人々の連絡先や、継続中の様々な業務連絡メール、そして何より、数年来撮り貯めた数々の写真が・・・・・。思い出したくないのに走馬灯のように脳裏に浮かびます。

しかし、自分を立て直すためにひとまずご飯を食べ 女性漫画雑誌を読み(『Beth』の休刊にびっくり!早すぎる・・・)数時間後、そこには大分復活した自分が。
よく考えたら昨年11月に一回アドレス帳のバックアップを取ってあったので(ビバ!SDカード)昔からの主だった人と切れることはないし、その後関係が出来た人は向こうが必要だったら連絡くれるはずなので問題なし。メールもほとんど記憶している。写真がやっぱり一番辛いですが、いいのさこれからまた撮れば!
そう発想を転換したのと、あとたまたまなんでしょうが、大学の指導教官の方に代替機入手直後メールを出す用事があって、そこに携帯の事を付記したら、割と瞬時に励ましの返信を頂いたのがありがたかったです。落ち込みから回復するのって案外単純なことだったりしますねー。

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ということで、慣れない携帯を使い、新しく今日画像フォルダに加わった写真たち。大学の庭に雪降りつむ。
ここがどこか分った方も名前はご容赦くださーい。


なつき
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by ouraiza | 2008-01-24 00:07 | ふらふら散歩(終了) | Comments(2)
樺太
f0035084_2274161.jpg 番台前で怒涛の行き暮れを語りだしたお客様。予約していた樺太関係資料(地図・日本地理大系端本)を取りに来てくださり、熱心に地図を目で追うお客様にぼくが「何故樺太・・・」と訊いたのだ。凄絶。大工だった父は横浜で遊郭から母を身請けし、樺太へ流れる。開拓してお金がもらえた。横浜港に到着する直前車のトランクから母の荷物が全部落ちた。拾わずに船に乗った。母が発狂していたことを後々知る。樺太では大工と開拓両方の仕事をする。棒で小突きまわされ働かされていた朝鮮の人が家に逃げてきてかくまう。母が犯される。川で熊が鮭を食っている。十代前半で両親は死去。札幌の養護施設へ。戦争にいくとき、自分がもらい子だったと知る。生みの親が現われる。ドブからパンくずを拾って食う。勤めた桶屋は泥棒だった。「全部話すと三日三晩かかるよ」とのこと。最終的に今習っている詩吟を浪々とお謡いになった。決戦川中島。

 おあおあ!旅猫雑貨店かねこさんが第6回外市画像をフォトライフに掲載してくださっています。
 わめぞフォトライフ > 08-1-05 第6回外市
せと
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by ouraiza | 2008-01-22 22:07 | Comments(0)
08/1/21
 もうまいっちんぐまちこせんせいだなーパソコンがおかしくて画像が投稿できない。できた。

f0035084_3332352.jpg 明治通り沿いの街路樹プラタナスがところどころリンデン(西洋菩提樹)に植え替わっている事件がずっと以前にあったが、本格的に全部が変更されるようだ。その準備のためだろう、まだ残っているプラタナスの枝という枝すべて切り落とされ、サボテンみたいになっている。
 手足の無いプラタナスの胴体に、貼り紙がホッチキスで留めてある。「更に豊かで、魅力的な空間(歩道)を創出するため」と。ふむうぬむぬぬ。明治通りは揺れ続けている。コバノボダイジュって言うんですね。画像はクリックで拡大します。
f0035084_3384884.jpgせと
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by ouraiza | 2008-01-22 03:27 | Comments(2)