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てぬぐい談義(その三)
2週に渡りひっぱってきました古てぬぐいの話題()ですが、最後に肝心の入手経路をお話したいと思います。
実はこれらは数年前に亡くなった祖母の引き出しから出てきたものです。几帳面で物持ちが良い祖母らしく、このブログでお見せしたもの以外にも布切れがどっさりあったそうです。
数十年前、池袋で祖父が歯科医院をやって暮らしていた頃の、日々の街の風景だったのでしょう。私自身の生まれ育ちは東京ではないのですが、なんだか少し帰ってきた気がしないでもありません。

そんな歯医者ならではの、衝撃的なてぬぐいがこちら。

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ぎゃ~~~~。
国芳やら暁斎やらを思い出させるような、どす黒い歯ぐきと歯が中に浮いてます・・・。怖いよぉぉぉ!!

f0035084_2354544.jpg「中筋歯科研究所」とありまして、実は当時関係のあった技工士さん(だったかな?)の会社だということなんですが、これはえらく逆効果なんじゃ・・・。


f0035084_2358103.jpgたたんでもその迫力は衰えません。


その他の池袋ものとしては、

f0035084_043511.jpg「栄寿司」。f0035084_084195.jpg海老がめでたいです。きれが曲がってて読みづらいですが、「平和通」とあります。北口の方にある商店街ですね。今もある地名が出てくるとドキドキしてきます。


f0035084_0133375.jpg藍色がまぶしい。f0035084_0141866.jpg坂上さんという方が、「建築」「請負(??)」みたいです。すいません草書が苦手で・・。


f0035084_0214242.jpgこれなら読めます(胸をなでおろして)。手前の3文字が「いけ袋」、向こう側が「いひ島」。(「い」は「以」の変体仮名)。f0035084_027121.jpg飯島さんは畳屋さんのようです。看板が吊るされた建物の根元のレンガや「火の用心」の字が可愛いです。凝ってるなぁ~。


最後にこちら。豊島区ものでないのが惜しいですが、
f0035084_0322096.jpg中央区村松町「山達商店」さんのもの。制服、制帽、ボタン、和洋皮革皮具類などもろもろの正装関連商品を扱ってたみたいです。


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おそまつさまでした。


なつき
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by ouraiza | 2007-05-31 00:42 | ふらふら散歩(終了) | Comments(0)
あたまはどっちだ
f0035084_037977.jpg わけもなく寝不足で心身の4分の3は寝たまま、まともな働きは無理、逃避して新型什器の幻想を追いつづけた一日。昼、大好きな肉の日高のチキンライス弁当を買いに行く途中、創業なさったばかりのギャラリー参愚舎(さんぐしゃ)さんのドアからデスクワーク中のOさんが見えたのでお邪魔する。難波田龍起など、様々な絵が売っていたりして、とても楽しい。一角になにやら古い写真、訊いてみると、昭和22年、戦災で焼けた部分も残っている雑司ヶ谷上空から米軍が撮影したもの、とのこと。はれー白っぽくなっているところが焼けたところ・・・すごい・・・。現在の古書往来座付近を携帯写真に撮らせていただく。画像左昭和22年上空から、右最近の地図。よく見ると鳩が3匹いる。いやいない。
f0035084_0412457.jpg 兼ねてから懸案だった「背を見せながら本を寝かすとき天地をどうするか問題」、略して「あたまは左右どっちだ問題」に 大きな手がかりが。古書現世向井さんがなにやらぼくらの作業を観察中ぽつり、「昔市場じゃ『左あたま』が鉄則だったんだよ、そういうの厳しくちゃんと教える人がいたもんだね」。ななななんと、左あたま!そういうことがあったのですね!当店は昔から右あたまで、他所のお店を拝見するにどうも左あたま優勢なのかな、と感じていたところ。右あたまのきっかけは、作業を学びはじめたころ、上司が「統一されてればどっちでもよいよいよ」とのことで、量の多い日本語の縦書き、箱じゃない本の表紙が上になるようにすると、右あたま、だったのでした。しかし何故左あたまなのか、そこはまだ謎。是非是非、本屋さんに行かれたらどっちあたまか確認してみて下さい。見やすさに違いがあるのでしょうか。寝ている本を引っ張り出した時、例えば文庫、左あたまだとカバー裏が上になりますが、右あたまだとカバー表が上。箱だと逆。しかし眼は左から右への運動に慣れているかもしれない。右利きの人が寝ている本を抜き手首を下にひねるか上にひねるか。ああ、きりがなさそう。
せと
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by ouraiza | 2007-05-30 00:38 | Comments(0)
すぐそこのコケ
f0035084_37027.jpg ああ、なんだかとてもうれしいです。岡山県倉敷から来訪中の蟲文庫さん蟲日記)。蟲文庫さんが書いたコケに関する本が出版される予定とのこと。そして7月7日(土)・8日(日)の第3回外市に箱(量未定)部門でご参加くださるのです。蟲文庫さんの蟲バック、わめぞにて販売です。そしてそして、古書往来座のあるマンション、ニックハイム南池袋の入口にコケを見つけて下さいました。おお、ああ、すぐそこにコケ。銀ゴケかも知れぬものに何かが交ざった感じらしいです。しかしなんとほのかに明るいニュースなのでしょう。そこにコケがあるということ。ド鳩とかカエルとか同様、漠然と末永くひしひしうれしい、です。誠にありがとうございました。当店にご来店下さる道中、古書現世向井さんや旅猫雑貨店かねこさんと雑司ヶ谷霊園のコケも観察なさったとのこと。うう教えていただきたい、雑司ヶ谷霊園のコケ。画像は蟲文庫・田中美穂さんが往来座ゴケちゃん(勝手に命名)にマイ霧吹きを構えてきめてくださった場面。
せと
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by ouraiza | 2007-05-29 03:07 | Comments(0)
死んだふり
f0035084_1172455.jpg 電話が鳴ったので、受話器を取りました。
 「はい、古書往来座です」
 「もしもし、本を◎☆■冊売りたいんですが・・・」
 冊数を聞き直しました。
 「本を百万冊売りたいんですけど」
 咄嗟に、図書館を思い浮かべました。そして焦りました。
 「少々お待ちください・・・」。そして、誰に代わるつもりだったのか。
 電話の主は、店長でした。半年振りにやられた。以前は、豊島警察署でした。
 で、今日の話。夕方ごろ、店長のお兄様がいらっしゃいました。身内の話で恐縮ですが、ちょっとした事件でした。お互い、顔が似ていない。2人が並んでいると、まるで大学時代の同級生みたいな感じ。お兄様の顔、やさしい。うまく説明できないのですが、スピリチュアル的に解釈すると、兄がライトサイドを司り、弟がダークサイドを司っているような、そんな感じでした。
 お兄様がいらっしゃるちょっと前のこと、外の本を持ってきたお客様、この本少し安くならない、とやって来られました。この本を見ているうちに、懐かしい思い出がふと頭をよぎったのだとおっしゃる。もう大きくなってしまった子供たちに見せてあげたい、とか。で、はい、と。その後、ノートを見た店長が、値段が違うと指摘しました。お客様に頂いた飴を見せて、何とか許してもらいました。
 夜。唐組の公演が終わり、赤テント帰りの若いお客様が通りかかり、何名か店にやって来られました。自分、これからが本番と、番台でジョン・リー・フッカーをかけて待ち構えました。しかし、店の入り口で何やら集団おしゃべり。そして、お客様の1人が「お腹すいたー」と。誰もいなくなった番台に、小さな飛ぶ虫がチチチチと歩いて、そして死んだふりをし始めました。なかなか動かないので、大丈夫っすよ、と声を掛けてやりました。
こふか
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by ouraiza | 2007-05-28 02:10 | こみにぎり(終了) | Comments(0)
む。
f0035084_754365.jpg唐組紅テント初日。
写真は本日閉店時の紅箱。代表せとの意気込み虚しく、一冊も売れず玉砕。

本日、お客様のY様よりお借りした、『『チーズはどこへ消えた?』『バターはどこへ溶けた?』どちらがよい本か?』 ダリオ・マリネッティ著 を読む。自分はどちらも読んだことがないが、それでも面白く読めました。私も、どちらかというと、著者と同じくバター派のような気がします。が、チーズ派の群れを目にすると不安になったりもし、間をさまよう私は、差し詰めマーガリンかしらん。すっかりダリオ・マリネッティのファンになりました。

のむみし
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by ouraiza | 2007-05-27 07:34 | ノミムメモ(土曜) | Comments(0)
ま、
f0035084_17595469.jpg でけた!今回の唐組公演に合わせた紅本箱。うぬぬー唐十郎さんの本が少ない・・・赤い紙がなかった・・・寺山修司の文庫で水増し・・・。ま、ま、ま、てきとうに・・・。
せと
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by ouraiza | 2007-05-26 17:59 | Comments(0)
わわ、黒い
f0035084_44025100.jpgf0035084_4403421.jpg 昨日、鬼子母神にて唐組紅テントが建設途中!たくさんの人で丸太を組んで大変そう。この土日(26・27)と次の土日(2・3)が公演。そんな鬼子母神でびっくり。黒いド鳩。この間の赤いド鳩といい、いろいろいるんですねえ。まっ白いのも神田川沿いにいました。
せと
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by ouraiza | 2007-05-26 03:11 | Comments(0)
プレ
f0035084_2325647.jpgf0035084_23251747.jpg 5月27日(日)~29日(火)、東京古書会館地下ホールでのアンダーグラウンド・ブックカフェ。わめぞからは旅猫雑貨店さんとリコシェさんが参加!!アンダーグラウンド・ブックカフェの詳細はこちらです。同時開催企画がたくさん。楽しい時間が過ごせそうですねえ。さてそこで、アンダーグラウンドブックカフェで第3回外市を宣伝させていただこうと急遽、わめぞの絵姫武藤良子さんがプレちらしを作ってくれました!右がそれ、近々正式なものができますので、とりあえずのもの。世界ちらし史上の最高傑作かもしれません。枚数少ないです。UBCでOBF(outside book festival 未定)のちらしをどうぞ!
f0035084_23365160.jpg ご近所の奥様が古い色紙なんていらない?と、くださる。使い道を思案中、ハッと目の前に古書現世向井さん!ではひとつ・・・とお願いして書いていただいたもの。寝ても覚めてもわめぞの将来を案じている結果、向井さんはついになにか厳粛な境地に達してしまったのかもしれない。貴重。
f0035084_23402768.jpg それにしても虫を捕まえるのがうまくなった。こつは、ためらわず一太刀、一息に網を振ること。一瞬の勝負。ただ、虫にさんざんからかわれ、さて網はどこかな、と取り出すうちにもう虫はいなくなっていることがほとんど。
 ついに「仁義なき戦い」初期5部作観終わる。観ている数日間じゃけんじゃけんばかり言っていた。完結篇、7年ぶりに出所した広能がなぜか眼帯をしている。不思議。2作目広島死闘篇が印象深く、純愛がからみ少々スウィートだが、北大路欣也がばつぐんにかっこよかった。「夢で会った武田信玄はキンヤにそっくり!」と言っていたご近所のおばさまを思い出す。
せと
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by ouraiza | 2007-05-24 23:24 | Comments(0)
みみずく昼ドラデビュー
昨日、代表せとさんが投稿されていたすすきみみずくですが、最近テレビでよく目にします。それは、「麗しき鬼」という昼ドラの中ででして、ストーリーはなんだか大仰でついていけないのですが、主人公の女性の自室にある机にみみずくが飾られていて、どうやら何かの思い出の品のようです。他にも、よく出てくる居酒屋が「鬼」だったり(高田馬場が設定らしいです)、とどめには、劇中歌のタイトルが「鬼子母神の子守唄」!!うーんドラマの展開はどうあれ今後もゾウシガヤンとしてたまにチェックしてしまいそうです・・・。

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先週に引き続き、てぬぐいの話を少しだけ。
f0035084_037456.jpg前回予告でご案内したおぢさまの顔は、実はこんなでした。なかなかの福耳(?)、ふくよかな下あご、豊かな雰囲気をかもしだしてます。

f0035084_0383498.jpg全体像はこちら。なんと、都議会議員の方だったのですねぇ。てぬぐいを使った選挙活動があったなんて・・。インパクトは十分です。顔はばっちり覚えられそうです。
この岸さんは、検索で出てこなかったのですが、前回の王子百貨店社長鈴木仙八氏は、同姓同名の方が40~50年代の代議士名簿にいらっしゃるんですよねぇ()。偶然でしょうか。

f0035084_042547.jpg左側にはこんなのも。この議員の方の事務所なのかもしれません。
てぬぐい談義、もすこし続きます。次はこれらの出どころなんかも書きたいと思います。

なつき
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by ouraiza | 2007-05-24 00:48 | ふらふら散歩(終了) | Comments(0)
みみ
f0035084_02238.jpg 鬼子母神横の音羽屋さんにて購入した雑司が谷の郷土玩具すすきみみずくを飾ってみる。常設特集「雑司ヶ谷霊園に眠る人たち」コーナーへ。とてもかわいらしいのと同時に、伝統的に親しまれた風格を感じます。開けっ放しドアの目の前なのでなんとなく買ったときのビニールを付けたまま、そしてこれから暑くなると真上の扇風機が回りだすのでみみずくもクルクル回っちゃうんじゃないかと心配。音羽屋さんのかくしゃくたるご主人にいろいろお話を聞く。鬼子母神は4つ。雑司ヶ谷、入谷、横浜、千葉(下総中山)とのこと。昔のお話がとても面白い。
 昨晩退屈男さん台所大賞にあるものを投稿してくださる。もう受賞決定。見た途端に震撼しました。なんたるコロ玉、本線を進めば全世界大激震確実ですが台所大賞のライン(店の営業に役立つかどうか)から外れてしまうかと思いきや、画期的使い道がありました。2車線でぶっ飛ばすハイウェイキングでございます。
せと
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by ouraiza | 2007-05-23 00:12 | Comments(0)