「ほっ」と。キャンペーン
<   2006年 09月 ( 31 )   > この月の画像一覧
ジョバンニの猫の手
f0035084_23302178.jpg

夜にふらりとせとさん(店代表)達が渋谷におでかけされて、何をしにいったのかしらんとのむらさん(週末店長)と話していたら、なんとこんな素敵な買い物をされてきたとのことです。みなさま分かりますか、これ、「活字」です。
今渋谷パルコの地下で、活版活字の大放出をはじめとした、印刷関係の物品を売るイベントが行われてて、その名も印刷解体参考サイト)です。
サイトのイベント風景を見る限りでも、かなり心がときめきますが、実際の活字、私はじめて実物を目にしましたが、すごく、イイです。形状がまず、業務用で何も細工の無いのが逆にストイックな美しさをはなっているし(銀色です)、なによりその文字が、シャープなのに、あったかいです。群ようこの印刷工場体験記や、幼いころ見たアニメーション映画「銀河鉄道」(ますむらひろしが原案)を思い出します。ほの暗い活版所で一文字づつ拾われ組まれる文字達・・。

f0035084_23154067.jpg
「めがしょぼしょぼした」とおっしゃっていましたが、会場で、お目当ての字の活字を探し当てるのはなかなか至難のわざのようです。そんな苦労の結果揃った「古書往来座」の文字達。特に右側の小さいほう、繊細な感じがしてよいのですよ~。

f0035084_23225389.jpg
これは、おみやげに頂いた、「のむ」と「夏」をそれぞれ試してみる 店員のむみちとなつき。感動です。

そもそもは、退屈男さまに教えていただいたのが、今回のこの企画を知ったきっかけだったそうで、本当にありがとうございました。私も会期中に、ぜひ友人と連れ立って活字ひろいに行きたいです。これは、印刷物好きにはたまらないですよ・・・。

なつき
[PR]
by ouraiza | 2006-09-30 23:33 | ふらふら散歩(終了) | Comments(0)
画像を保存・印刷、『早稲田古本屋街』の栞にして早稲田青空古本祭へ、というのはどうでしょうか!
f0035084_211856.jpg催しの目白押し、記憶のあやとり配線整理のため10月の日程メモ、でございます。挿絵は古書現世向井さん(ご新著『早稲田古本屋街』は未来社より刊行中!)です!!「納得いくのはノラの絵だけだなぁ」とのこと、いえいえ全部素敵です!誠にありがとうございました。でぃーぷいんぱくとがくわえるのは青空古本祭晴天祈願の照る照る坊主。池袋の片隅からわれわれも祈ります。晴れひろほろ~!
早稲田青空古本祭
古本屋になるための一日講座
池袋ふくろう大書林
池袋鬼子母神御会式
池袋モンパルナスの集い
秋も1箱古本市


せと
[PR]
by ouraiza | 2006-09-29 21:01 | Comments(2)
ソウルの古本屋(2)
f0035084_20375180.jpg 「秋も一箱古本市」のお知らせです。一箱古本市は今年の4月に第2回目を迎えて、今回が第3回目のイベントです。古書のフリーマーケットが谷根千(谷中、根津、千駄木)を舞台に行われます。前回はあいにくのお天気で早めに店じまいをすることになりました。今回は、気持ちよく晴れるといいですね。ぼくも歩きました。あの街は楽しい。思わず立ち寄りたくなってしまうような素敵なお店がたくさんある。「ただ歩く」だけで気持ちが晴れる。そんな催し。チラシ、あります。
 
 ようやく韓国土産の「韓国のり」と「クルタレ」(胡桃やピーナッツを、蜂蜜の飴を繊維のように細くした繭で包んだお菓子)を持ってきた。早速、常連の朝倉さん(朝様)に召し上がって頂く。クルタレは8個入りだから、残りは7つ。日本ではなかなか味わえない不思議な味。早い者勝ち。さて、ソウルの古本屋ですが、先週は東大門の古本屋について書きました。今週は仁寺洞(インサドン)メインストリートにある一軒の古本屋です。「永昌書店」とあります。やっているのか、やっていないのか、わからなくなるような、静かなおもい扉。中に入ると、ご覧のとおり。その日、一緒に歩いていた大学の先生の後ろに隠れて、中を見わたす。ハングル語の書籍ばかりかと思いきや、背表紙の読める本もある。おそるおそる手にとってみると、中国語の本でした。本の影から、帽子を被った60才くらいのおじいさんがふっとやってくる。先生がこのおじさんに、話しかける。佛教のお墓の本ありませんか。日本語は通じていなかったけれど、紙とペンを使って、一冊の古本にたどり着いた。高句麗の古墳についての本、二冊セット、値段は、50万ウォン。日本円にすると五万円くらい。ちょっと高いよ、と先生。よしわかった、40万ウォンだ。いきなり、一万円の値下げ。それからすこしのあいだ、先生とおじさんとの、商談がつづく。ソウルの古本屋には、魚を売るようにして古本を売る、そんな商売人がいた。それにしても、おじさんあの本、どうやって取るんだろう。
こみ

f0035084_20395998.jpgf0035084_2040596.jpg
[PR]
by ouraiza | 2006-09-28 21:25 | こみにぎり(終了) | Comments(0)
毎週水曜日、雨、じゃありませんか?
f0035084_23444859.jpg池袋モンパルナスの会様より「長長忌(じゃんじゃんき・池袋モンパルナスの集い)」のお知らせです!!

日時: 10月21日(土曜日) 14時~
場所: 豊島区立勤労福祉会館 6階大会議室
参加費:1000円(学生500円)
申し込み連絡先:池袋モンパルナスの会
           FAX 03-3971-6965

今年ももうそんな季節かぁ、と感慨。今回で7回目の長長忌です。「じゃんじゃんき」というらしいのですが、小熊秀雄を偲んでつけられたもの。桜桃忌などと同じです。


f0035084_020248.jpgもう一つ、目白通りアートプロジェクト様からは「記録集」と「かざぐるま」という小パンフレット発行のご案内です。お手伝いなさっている学生さんたちが手作りしたというホッチキスな小冊子、とても楽しそうです。どちらも無料!目白通りアートプロジェクトさんの事務局を「かざぐるま」といい、それがパンフレットのタイトルにもなっているわけです(間違ってたらごめんなさい)。古書往来座でも配布しています!

『殺人の追憶』『グエムル 漢江の怪物』ポン・ジュノ監督を連続鑑賞。『殺人の追憶』がすごくよかったです。綿密な推理映画でありながら人間の臭みが濃厚。どちらも、普段タテに上下する振り子が横に左右した感じ。ドバっと来ました。ソン・ガンホ、かっこいいです。あ!今調べましたらです、グエムルの女性、やっぱり『リンダリンダリンダ』の!!
せと
[PR]
by ouraiza | 2006-09-28 00:04 | Comments(0)
絵心本4 シュル
+++本はある瞬間、画用紙にもなる。本に無造作に描かれた落書きは、日常生活にくいこんだ本と人とのたくましい交わりを、思い起こさせます。+++f0035084_20273443.jpg
 久々の絵心本です。『モンタージュ写真』ミッシェル・ルブラン 創元推理文庫 S38初版。んー、表紙の顔、どこかで見覚えがあるような無いような・・・・コクトーってそんな感じでしたっけ・・・・大きい方のf0035084_20274238.jpg画像は裏見返し部分。他に前見返し、裏表紙にも、スタイリッシュなスポーツカーや船のイラストがあります。あっ大きい画像ひっくり返すと、黒いごちゃごちゃ部分は船ですね!万年筆、青は極細。ひそかに漂うシュールの気配、達筆、珍しい絵心本です。
お客様カバン佐さん(大きなカバンの佐藤さん、他に向かいの佐藤さん、建築の佐藤さんがいらっしゃいます)に教わったことを忘れぬようメモ。そんなの常識!でしたらごめんなさい。野添ひとみは川口浩の妻。川口松太郎の愛人、後、妻になったのが三益愛子。あれ、そう、です、です。皆様雑司ヶ谷霊園。以前覚えた複雑なものとしては羽仁家、羽仁吉一と羽仁もと子夫妻の娘が羽仁説子。そこに婿入りなさったのが羽仁五郎さん、旧姓森。いつもこんがらがってしまいます。
せと
[PR]
by ouraiza | 2006-09-26 20:27 | 絵心本(終了) | Comments(0)
未踏
f0035084_2248183.jpg 池袋のフリーペーパーといえばこれ!「池袋と映画の本 buku(ブク)」大入荷です。岡崎武志さんのコラム「町に映画があったころ」、アーサー・ビナードさんの「アーサーと歩く池袋 第1回 大桃豆腐店」、他(ぼくが池袋グッズをご紹介する「池袋コロコロ」があったりもします)すっきり新誌面にて無料は安い、安いはおかしいですね、すごい!変わらずブクの日(29日)割引(ブク割・buku持参で池袋内映画館、千円)もついてます!!配布中です。

 昨日今日とお客様の家にお邪魔して買取りをするいわゆる宅買いの連続(昨日は入間、仏子に行きました)なのですが、本日台車グタグタ、ご近所様で驚きました。眼と鼻の先にあるのに何気なく通過して曲がったことの無い小道。その先に展開する、まさかこんな近くにこういう場所があったのですか、路地出現。南池袋1丁目なのですが、明治通りの河合塾周辺と山手線線路に挟まれた地域です。池袋駅から明治通りを来て焼鳥母屋(おもや)を右に入っていったあたり。あそこで「右」(当店からだと左)という発想は盲点でした。まだ歩いてないのですが線路沿いに道が!びっくりしました。ただ、お伺いしたお客様によると、立ち退き、大手業者、高層マンション・・・?、とのこと。これから激変してしまうかもしれない一帯なのでした。
せと
[PR]
by ouraiza | 2006-09-25 22:48 | Comments(4)
激増
f0035084_22372865.jpg今月はじめ、古書往来座がまだ池袋西口で古本大學藝術劇場店だったころから親しくしていただき、いろいろな局面で様々なことを教えてくださったお客様でもあり友人の朝様にお子様が誕生、ほえ~おめでとうございます!と見せていただいたのが、青山ブックセンターにてご購入の最初に読ませる本、『ミッフィーちゃん』と、写真の書見台。シンプルなつくりですが、太めの文庫や本を入れてもふらつかない、しっかり使えそうなものでした。ぼくは、がっちり読書なさる朝様に刺激を受け、本に手を伸ばすことが多いのです。手に赤ちゃん、目に本、している朝様を想像しております。

ところで雑司ヶ谷霊園メモに大騒乱。「文学者墓所一覧表」というサイト様に当方「雑司ヶ谷霊園埋葬著名人一覧」に名前の無い人が多数。うわぁ~!です。岡本潤、嵯峨屋お室、飯沢匡、瀬沼夏葉、茅野雅子、茅野蕭々、福原麟太郎という面々。コーナー拡大と一覧の改訂の必要。しかし雑司ヶ谷霊園てすごいです。
せと
[PR]
by ouraiza | 2006-09-24 22:53 | Comments(0)
雑司ヶ谷にバッタを見た
f0035084_2364866.jpg
学術文庫の棚をきれいにしようとしたところ、思わぬお客様と目が合いました。お相手しようと手を伸ばしたら、はたはたと何処かに飛んでゆかれ、店内に消えてしまいました。いまごろ本の虫となっているのでしょう。f0035084_2375833.jpg

先日に引き続き、Nさまお手製 栗の甘煮第2弾、いただきました!!今回は「栗」が違うらしいです。この前のご報告をPC画面で読んだわたくしは、空の器の写真を見て悔しさに唇をかんでいたので(2列縦隊・・・)、念願の甘煮、うれしさ一杯でした。やさしい上品な甘さで、いやはや、こういうのを季節に合わせてつくれる方って素敵です。余談ですが瓶まで可愛い・・・

それにしても、秋ですね。風が涼しくて少し寂しいくらいです。来週から大学が始まるので余計に名残惜しいのかもしれません。後期も、お店と学校、どちらもこれまで以上に取り組みたいです。ほいや!!(気合)

なつき
[PR]
by ouraiza | 2006-09-23 23:25 | ふらふら散歩(終了) | Comments(0)
ソウルの古本屋(1)
f0035084_120882.jpgご無沙汰しております。アルバイトの小峯です。9月14日から一週間、大学の教授や友人らとともに、韓国へ旅行に出かけてまいりました。その日は韓国に到着したのが夜中の11時過ぎで、翌日にソウル市内の古本屋を見て歩きました。
 
 あっ!古書現世の向井さんではありませんか、いやいや、どうもお久しぶりです。ええ、いまは、ちょっとご報告をパソコンで打っているところなんです。エ!向井さんの新しい著書が発行されたから、わざわf0035084_1224962.jpgざ届けに来て下さったんですか。うう、ありがとうございます。あらぁ、刷り立ての ホヤホヤですねぇ。不思議なのですが、フルーティーな香りが、本から漂っています。うはぁ、あの未来社から出されている。いやぁ、装丁がかわいらしくて、おしゃれですねぇ。むむ、タイトルが『早稲田古本屋街』ですか。シンプルなタイトルながら、すでに風格を感じます。ぜったい読みます。いやいや、どうぞゆっくりしていってください。

 さて、ソウル市内の古本屋なのですが、東大門市場という有名な市場がありまして、その中の平和通り沿いに、古本屋が軒を連ねておりました。通りには雑貨類を売る店も並んでおり、その延長線上に本屋がある、といった感じでした。置いてあった本は辞書や画集、子どもの絵本などでした。ひと店舗あたりの面積が狭く、どの店も平積みで本が塔の形をなしておりました。f0035084_1245793.jpg
 あっ!向井さん、もうお帰りですか。今日は本当にありがとうございました。
 こみ
[PR]
by ouraiza | 2006-09-22 23:38 | こみにぎり(終了) | Comments(0)
洋画家鈴木信太郎の挿絵原画額のとなりに得々として仏文学者鈴木信太郎の関連書を並べていたことが、お客様のご指摘でわかる。同一人物でないことを教えていただく。恥ずかしくて少し泣く。いろんなことやった人なんだなぁ、すごいなぁ、と思っていました。だんだん知らないことを知っているようにうなずくことが上手になる日々です。穴があったらダイブして底に頭を打って気絶して、再チャレンジ・・・・
追記;もしやどちらかが「のぶたろう」さんかしら、と思い手近の『朝日人物事典』を繰りますと、どちらも「しんたろう」さん。そしてどちらも1895(明治28)年、東京生まれ。でした。

f0035084_0295886.jpg念願のDVD『ノー・ディレクション・ホーム ボブ・ディラン』マーチン・スコセッシ監督、を観ました。現在のボブ・ディランが振り返りながら語る当時の話に関係者のインタヴューがからまり、対等な視点のボブディラン像が浮かびます。背景のアメリカ史が色濃く描写されていました。眉間にしわを刻みつつはにかみ笑う現在のボブ・ディランの表情、初めて見ました。アレン・ギンズバーグがすごく冷静に、楽しそうに語っているのも印象深いです。ひとつ気になったのですが、たくさんあるライブシーンで、歌詞の日本語訳字幕が無いです。あったほうが下世話な意味で、いかす、感が強まるんじゃないかと思いました。
せと
[PR]
by ouraiza | 2006-09-22 00:32 | Comments(2)