カテゴリ:工作( 95 )
赤い椅子    せと
 水曜日。出勤途中、池袋東口のユザワヤに寄って布を購入。キンカ堂がなくなって以降困っていた繊維裁縫問題がユザワヤさんのおかげで解消された。その筋の人ならもっと細部の問題は残るのかもしれない。
 曇りシフトでとりとめなく番。
 向かいの佐藤さんが斎藤茂吉の工芸色紙をこれは直筆でしょ、肉筆でしょこれ、とたびたびおっしゃり、確実に印刷であることをお伝えする。など。
 じくじくと勤務感を持てないまま夜。店番交代したタイタイが番台上のマウスと間違えて大きめなMONO消しゴムを握って動かした。
 組み立て終わった椅子を外で塗装。途中で雨か、と思ってひやりとするが、最近絶えず降ってくる上階からの室外機のしずくだった。
 退勤際、BGMのブルートゥースが不調で途切れ困っているタイタイに、あ、ぼくが貧乏トゥースを出しちゃったからかな、とつまらないことを言ってしまい悔やんでいる。
 木曜日。出勤時、駅に着くと財布の中に120円しか無くクオカードでも切符が買えず、一旦実家に戻って小銭を調達して出直す。今後も要注意。
 昨日から継続してダラけた番になりそうだったが思い直して椅子のクッション部分を台座に接合。完成。あぐらをかける広い椅子。ピアノの椅子ってこうだったな、と思う。
 市場準備して出品へ。
 時間無くほんの少しだけ名画座手帳会議。
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by ouraiza | 2017-07-28 01:01 | 工作 | Comments(0)
函    せと
 内外装工事中の近所のサンクス跡地にどのような店舗が新規開店するのか問題。新しく張られた外壁の一部をじっと眺めていたら、ふと、すべての予想を覆しかつとても可能性の高い物件を思い出してしまった。美容院、もしくはネイルサロンなどエクステ系。古本屋とは異次元なエルドラド。
 土曜日。立ち寄ってくれた宮本さんに入荷したばかりで手元にあった西東三鬼『冬の桃』を勧めると、逆に矢代静一を勧めてもらう。宮本さんの圧倒的読書量を鑑みると、宮本さんが読んでない本を探すほうが難しく面白い。
 日曜日。手創り市とみちくさ市が同時開催される雑司が谷のにぎやかな日、のはずが、午後から濃厚な雨予報。みちくさ市スタッフのタイタイの代打で店番。降り始めるまでは全開でいこうと決めて準備済みのこの日をあてにして溜めていた商品を全部出す。午後まで手創り市が中止になっていることに気が付かなかった。中止か中止でないか微妙な時は、中止になって(早朝に主催側がはっきりと決断している)いたとしてもそのことに気付かぬままいらっしゃるお客様が少なからずいるのだな、とわかった。夕方から本降りで外をクロスガードシフトに。
 夜、ふと思いついて事務机に向けて換気のために回しているミニ扇風機を赤くシャア専用塗装をして場所を移動。効果が上がるはず。その作業中にいらっしゃったお客様の佐藤さんが、赤が好きなの?小津安二郎と一緒だね、と教えてくださった。田中登監督「色情メス市場」を強く勧めていただく。是非観たい。
 月曜日。昼から市場で少し入札。病院へ父の見舞い。
 火曜日。快晴。諸事してしばらく無為の激流に身を任せる。仕事した感を演出するため、店番交代でタイタイが来る時間から逆算して中山を方向付け、値段付け、別の外用中山を値段付け。
 夕方、市場に落札した木箱を取りにいく。以前間に合わせで買って使っている木箱が古く、劣化がキテるので気になっていた。新しい、といっても中古だが、木箱は、取っ手の穴が四角、かつ油性塗料による保護塗装済みで、ときめいた。自分で作るのはかなりめんどくさい。少し角のケバと塗装を改修したいのだが、サンダーをかけるなどするとせっかくの油性ニスの肌理の按配が大きく変わってしまいそうで、悩んでいる。
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by ouraiza | 2017-06-21 19:02 | 工作 | Comments(0)
不吉サウンド    せと
 買取りでお伺いした先のマンションのエントランスや廊下の照明が壊れて点滅していて、まるでホラーゲームのワンシーンのようでわくわくした。
 ホラーゲームと言えばその効果音、凶事を予想させるおどろおどろしい環境音、たとえば鳴り止まない教会の鐘の音、ラジオの周波数の合わない雑音、怒気が含まれたどこの国かわからない外国語のうめき、断続的な小さな足音、苦しそうな鳥の鳴き声など、が特徴的なのだが、そういえば普段日常生活を送りながら胸の洞窟にホラーゲームの効果音のような音が鳴っている時間がほとんどだと気が付いた。現実はいつも不吉だ。いつも怖がっている。しかしごくたまには無音、もしくは安寧を演出する効果音が聞こえる時間もなくは無く、それが多少の慰めなのだろう。今はプレステ1のホラーゲーム「サイレント・ヒル」をプレステ2でやっている。
 土曜日。漫然と店番後、草野球団ホトトギスの試合。試合の前に和光市のバッティングセンターに寄って練習。
 日曜日。要町ブックオフへホラーゲームを探しに散歩。途中、店自体の存在のおもしろさ、おもしろそうな詩の本の在庫の多さ、でピカイチなんじゃないかと思われる古書ますく堂さんへ寄ってご挨拶。店頭に巨大で真っ赤な店名旗がはためいていてかっこいい。現金を財布に補充してくるのを忘れ、荒川洋治『文学の空気のあるところ』、はたちよしこ詩集『レモンの車輪』を、図書カードと大塚バッティングセンターの1プレイメダルを駆使して買わせていただく。メダルをますださんに喜んでいただけて嬉しい。もっと打てるようになって景品のメダルを集め、ますく堂で買い物をしたい。
 サッカーには縮小版のようなフットサルがあるが、野球でも、初心者であることや道具の有無や人員数の規定など関係のない、気軽で容易なゴムボール野球のようなことが簡単にできるようになればいいな、と思う。
 月曜日。190メートル先のご近所様へ出張買取りお預かり。ご近所様に呼んでいただき、本の保管場所の都合で唐突に、普段見知っている街角を屋上から眺めたりすることがある。戻って1.3キロ先のご近所様へ買取りお預かりへ。
 火曜日。雨に完封負けシフトで開店して呆然と店番後、170メートル先のご近所様へ出張買取り。ここ数年の3分クッキング。
 サッカー、日本対イラクをテレビ観戦。日本を応援するのは非常にマゾな行為だと思う。
 金曜日に工作して取り付けた換気扇。13年前のテナント契約時から、外に出ている排気口の穴と内壁の穴の位置がまったくずれていて役を成しておらず気になっていた。
 
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by ouraiza | 2017-06-13 23:10 | 工作 | Comments(0)
リカちゃん    せと
 開店して諸事。昨日終わらなかったキネマ旬報の縛りの続き。
 細かい小山を値段付け。讃美歌のCDなど。
 店番交代して車で市場へ出品。
 ひらめきたいがひらめかない。
 思い立って懸念の工作をやりはじめる。予想外にうまく運んで閉店前に終了できた。
 夜、居酒屋バシトンでヤキトンとレモンサワーなど。『あゝ塩狩峠』。スイッチバック。ブルートレイン。スタンプラリー。むかし遠出をする電車内にあったプラスチック容器に入ったお茶について、友人Uが「風呂に入れた後のリカちゃん人形のような味」と言い、その禁断の果実感に衝撃を受けた。リカちゃん人形の味を知りたい。
 先日の工作。車の荷台の床作り。
 新聞紙で型を取り。
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 12ミリ厚の合板を型紙に従って切り。
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 後部座席の脚がはまる穴を開けて、敷いて完成。うれしい。
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by ouraiza | 2017-06-10 13:32 | 工作 | Comments(0)
アッパー    せと
 土曜日。サブカル系中山に値段付け。みたことのない本が多い。
 夜、石神井のスナックときというお店へ連れて行っていただく。スナックの明るさと大衆酒場の気安さが同居した希有なお店だった。石神井書林さんがやはりかっこいい。
 日曜日。大宮で野球の練習。寝不足と暑さで熱中症の8㎝手前だった。レフトのライン際に大きな蛇の死骸。グラウンド横の田んぼの向こうの空に煙が上がりはじめ、上尾方面が火事だ、と守備をしながら眺める。普通のゴロをグローブがはじいてうなだれる。ぼくはどうも小中学生時代から、バットは上から下に振れ、という暗示にかかっているので、今年の目標はアッパースイング。
 月曜日。休眠、猫と遊ぶ。夕方、店で工作を完成させる。アクリル板を初めて使ってみた。本が前に倒れないための壁。
 夜、もらいものの缶ビールとサワーでふらふらになって自転車で散歩。椎名町の魚屋兼居酒屋正ちゃんのマスターが表でゴルフのスウィング確認をなさっていた。お元気そうでうれしい。
 火曜日。サブカル系大判中山への値段付けを綿々と。夕方3.2km先へ出張買取お預かり。本を詰めたオリコンを玄関から運び出していると、猫が廊下からお客様のお宅へ飛び込んできたのでびっくりする。「レゴちゃんおいで」とお客様。大家さんの飼い猫がたまに脱走して突撃訪問をお受けになるらしい。
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by ouraiza | 2017-05-23 14:29 | 工作 | Comments(0)
ABC    せと
 近現代史を習った人なら当然のことでしょ~、と友人に言われつつ教わりびっくりしたのだが、A級戦犯、B級戦犯、C級戦犯という言い方があり、A級、B級、C級という区分は罪の重さを示しているのではなく、罪の種類を表している、とのこと。検索してみると、A「平和に対する罪」、B「通例の戦争犯罪」、C「人道に対する罪」。知らなかった、、、、。
 土曜日。雨。外でしたかった工作を中止。いいアイデアをいただく。
 日曜日。荒川遊園に初めて行く。山羊と羊と触れあう。五月には刈られる予定の羊の毛がとんでもなくぶ厚い。人間を眺める猿たち。
 月曜日。平台の隙間を埋める工作に専念。丸ノコの刃を3mmだけ出して、板の表面に直線の模様を書いてみたかった。掘るよりはずっと楽ではあったが、安い木材との相性や力の入れ具合など難所があり、余裕で綺麗に完成とはならなかった。
 火曜日。開店して連絡ごとなどの諸事をして小山を配架。電気が止まってしまいお金が必要なのに酔っている、というお客様より鮮烈なお持ち込み買取りあり。
 午後、隣の区のデイサービス施設で働くお客様が、その区の戦前戦後の風景が映った写真集をお探しになっていたが見つからず。デイサービスを利用する高齢の方々が、昔の話にお顔を輝かせるので、その盛り上げ役となる本を、とのこと。代わりに古い婦人雑誌をお買い上げくださった。領収書なしで。
 夜、近所のマンション高層階に越してきたお父様が窓から見える景色の詳細を知りたがっているので、周囲の地図と歴史が載っているような本を探している、というお客様がご来店くださったが、見つからなかった。
 自分のためではなく人のために本が求められるということが、あるなあ、と思う。
 ミッフィー中国語版英語併記絵本、中国語版塗り絵。各200円にて販売中です。
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by ouraiza | 2017-04-26 15:16 | 工作 | Comments(0)
額    せと
 麻生三郎のデッサンを手許でみる機会があった。川原。煙突。鉄橋。釣りをする人。額の裏板には直筆だと思われる署名と題(地名)が用紙に書かれて貼られている。画材はコンテだと思われる。マットの寸法が少し小さく、ASOというサインの下になにか書かれているのだが隠れている。紙の裏面を見たくても、どうしてそういう仕様にしてしまったのか、裏板の四方にがっちり紙を貼って蓋をし、釘まで打ってある。そういう額装が一般的だったことがあるのかもしれない。このままでは認識に至る詳細が足りない、ということで、額の裏面の蓋をカッターとペンチを使って外した。紙にはスケッチブックのようなものの1ページだったことを示す一辺の切り離し跡があり、鉛筆での記名と「11.6」という数字が裏面に。マットに隠れていた表の文字は「S7」だった。「昭和7年11月6日」と仮定する。検索すると、1913(大正12)年生まれの麻生三郎は1932(昭和7)年に19歳。1930(昭和5)年に太平洋美術学校に入学し、松本竣介、寺田政明、長谷川利行、靉光らと交流をし、1933(昭和8)年に学校を退学。といことは、あくまでも作品に記された数字をもとにした類推の域を出ないのだが、このデッサンは19歳の美術学校2年生の麻生三郎が描いたもの。そのデッサンの小紀行に、誰か画友が同行したりしたのかな、など想像し、たのしい機会だった。
 
 遅番だったので午後のうちに市場へ出品に行く予定だったが天使からヤメチャエバイイノニとメールが来たのでサボる。
 店に戻って新ディスプレイ棚”アルプス”の設置作業に専念。既存の棚をひとつ解体。不安定だったアルプスのキャスターを大きく広く付け替える。アルプスを置いて面陳する本をいいかげんに選んで適当に配置。となりの棚の平台にできてしまう隙間をどう埋めるかかんがえはじめる。

 一ヶ所だけ窪んだ変なスペースで、「淀み」だと感じていた。
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 ひとつの棚を外す。
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 淀みをディスプレイ棚でふさいで完成。
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 結果的にバックヤードが開店以来初めて貫通して広くなった。
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by ouraiza | 2017-04-21 22:58 | 工作 | Comments(0)
アルプス    せと
 土曜夜、新しい可動式面陳棚を組み立てる。想像より大きくて、一番上の段を切ろうかと悩む。
 日曜日。組み立てた面陳棚を赤く塗装。店内に置いてみると大きさがそれほど目立たないということで縮小はせず。
 月曜日。古書信天翁のサキ先輩に誘っていただき、新宿花園神社で水族館劇場の公演を観劇。無数の鉄骨で築城された芝居小屋の幻術師。熱中猛進するエナジー。
 火曜日。メール返信や連絡事など少し諸事して、新しい面陳棚を置くための本の移動など。置く場所は決まっているが、その場所の整地計画を甘いまま後回しにしたので、いちいち一場面ずつつまずきながら進行する。面陳棚"アルプス"のバランスが僅かに後傾しているので、底のキャスターを付け替えようと思う。設置にはまだ時間がかかりそう。
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by ouraiza | 2017-04-19 02:00 | 工作 | Comments(0)
チュイン    せと
 どっちつかずで一番困る強風と小雨のタッグに悩んで外の準備に時間をかける。準備済みの外用中山を濡れるのを避けて出さずにおく。
 メール返信などたまりがちな諸事を念入りに。
 夕方前から多少の粗相はしかたなかろうとあきらめて外を展開、中山を配架。
 なかなか進められずやきもきしている店内奥の少改装のための一歩、ホンドラをはずして横幅を縮め、最上段にもう一段増やすための柵をつけ、移動して設置。
 電動丸ノコを初めて使ってみた。付属していた刃をちょっとハイグレードなものに替えると、とても切れ味がよい。18ミリの厚さの集成材があっという間に切断できる。ほんとに「チュイン」と斬れた。長い距離をノコギリで斬る気の重さが無くなる。
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by ouraiza | 2017-04-08 15:37 | 工作 | Comments(0)
綾    せと
 早めに起床してWBC準決勝、日本対アメリカ戦をテレビ観戦。そのためにタイタイがシフトを交換してくれた。
 ファミスタで、エグい能力のピッチャーを一回ごとに投入してくる同級生の部屋を思い出す。お母さんがキットカットと麦茶をくれた、クーラーの効いた森山君の部屋。外で遊ぶ予定だったが、今日のドジャースタジアムのように雨だったので、森山君の部屋でファミコンをすることになったのだ。坂の上のマンションの402号室。結局ミートカーソルを合わせられないままゲームセット。
 ミートカーソルをなかなか合わせられないのはアメリカも同じだったが、接戦の勝敗を分ける刹那の違いの分、アメリカが勝った。勝負の綾。
 夜、極ご近所様へ出張買取。文庫、新書。
 雑誌スタンドのプラスチックの背板が乾いて割れて崩壊したので、古い木の棒に溝を作って補強に使う。
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by ouraiza | 2017-03-22 20:15 | 工作 | Comments(0)