一箱古本市、ありがとうございました!
f0035084_0154192.jpg 「不忍ブックストリートの一箱古本市」の愉しさをいったいなんと表したらいいのでしょう。街が本棚、本を巡る顔の往来、移動中すれ違う方々の額に「本」と焼印があるような気がして、なんだか、別の国にいるような、それでいて本以外の生活がしっかりあるような、愉しさでした。個人賞総ざらいを狙った古書往来座一箱「ホンドラベース」でしたが、方策に溺れハウリングのような金切り声をあげている感が抜群、ぼくもそろそろ耳をふさぎたい気分だったのですが、出店させていただいた「原っぱ」に置いたとたんなんだかすっかり空気に溶け込み、優しく自然な空気に包まれていたのでした。ホッとしました(あぁうれし、古書ほうろうさんが航行中のホンドラベースの写真を・・・誠にありがとうございます!)。箱番をなつきさんと普段は早稲田立石書店さんでアルバイト中の「優しいライオン」M君に任せ、店に戻りちょっとやらねばねばを、と思っていたのですが、あまりの晴天にあっちこっちブラブラ、結局ずっとブラブラしていたのでした。往来堂書店の笈入店長にお会いすると、「ちはーダブル往来で~す」(漫才師調)なんてミラクルなお姿を拝見できたり、しのばずくん神社では荘厳神秘な笙の音色に浸かって岡崎武志さんが座っていたり。あっ看板文字をティッシュペーパーで・・・おあっ板に釘をうってそこに毛糸を線にしてつなげて文字に・・・真似したい・・・とにもかくにも、アイデアあり琴線タッチあり、まっすぐあり、ねばねばは忘却のかなた、無性に楽しんでおりました。東京セドリーヌさんの一箱で買った『井上洋介木版 東京百画府』(京都書院)には都電がうようよ。うれしいです。現実感に乏しいホンドラベースでは、絵本と中途半端なものでしたが不忍地域関連本を売っていたのですが、折りよくお子様連れの母君がたくさんご来店下さり、『こどものとも』などの薄くて量の置けるものを、たくさんお買い上げいただいたおかげで、冊数が伸びました。「原っぱ」は場所柄がとてもよかったのではと思います。途方もないお仕事をされている主催の方々、お買い上げいただいたお客様、誠に、ありがとうございました。
 画像はしのばずの迷い靴。探されやすいように目立つところに置いてある小さな靴。
せと
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by ouraiza | 2007-05-01 00:19 | Comments(0)
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