フクシ
フクシ_f0035084_23244054.jpg先日通ったら、びっくりガードいろはかるた大作戦エリアにライトがついた模様。この辺り、最近ひったくりがあるようで、警察が見張っていることもしばしば。犯罪減少にも役立つのかもしれませんネ。

『セックスボランティア』 河合香織著 新潮文庫
みぞおちの辺りにガツンと一撃食らったような、そんな衝撃を受けました。書名だけでは、?、だと思いますが、これは障害者の性の介助についての本。著者の、誠実に一生懸命考える姿勢が言葉の端々に感じられ、好感が持てます。その行為の時だけは、命綱の酸素ボンベすらはずすという年配の一障害者。「せい は いきる こんぽん やめるわけ にはいかない」この彼の人生で唯一の恋愛のエピソードなどは、今まできいたどんな恋愛より切ない。

『累犯障害者』 山本譲司著 新潮社
これもまた考え込んでしまう一冊でした。障害者絡みの数々の犯罪を通して、思わずにはいられません。日本の福祉って、どうなのよ?「これまで生きてきたなかで、ここが一番暮らしやすかった・・・」とつぶやく受刑者に、著者が投げかけます。障害ある受刑者にとって「獄」といわれる場所は、刑務所の中よりも、むしろ塀の外の社会のほうではなかったか。むむむ。

フクシ_f0035084_0223425.jpgおまけ。行きたいような、行きたくないような・・・。地元上板で発見。
のむみち
by ouraiza | 2007-02-05 00:27 | ノミムメモ(土曜) | Comments(0)
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