山本寛斎スーパーショー「太陽の船」@東京ドーム
友人より、会社からもらったチケットが余っているということで、ウホウホご相伴。着いたらなんと、S席8列目。手にしたプログラムのキャスト一覧を眺める。松岡昌宏(TOKIO)、上戸彩、アントニオ猪木、工藤夕貴。ふぅーん。特別ゲスト長渕剛。へぇー。そして幕が開ける。火は吹き出るわ、ライダー達がバイクごと宙を舞うわ、出てくるキャストは全員上空50メートルを行ったり来たり。何じゃこりゃー、と思って唖然としているうちに第5幕。今まで、盛り上がる場内キャスト&スタッフとは違い、若干戸惑い気味だった我ら観客。と、場内からちらほら声が。「つーよーしっ!」そして、隣りのブロックを見やると、前10列、全員総立ち・・・。そうか!これみんな長渕ファンなんだ。と、本人登場。最初はファンの反応に引き気味だった私も、いつしか、長渕節の虜に。「say, うぉーお!」のかけ声に、小声で「うぉーお」と言ってみる。揺らせというから、遠慮がちに手を揺らしてみたり。ひゃあー、一体あの現象をどう表現したらよいのやら。全くもって、長渕ファンではない観客がどんどん得体の知れないエネルギーに引き込まれていく感じ。ああ、こういう人を国民的スターというのだなぁ。カリスマ的っていうのは、まさにこの事なのでした。煽る、煽る。もはや、ゲストの域を完全に超えてました。あー、満腹!その後は、和太鼓が700個くらい(そのくらいあったと思う)でてきたり、池谷幸雄が上空50メートルのところでくるくる回っていたり、大騒ぎ。そして感動のフィナーレは、キャスト全員が勢揃いで観客を楽しませてくれました。上戸彩、工藤夕貴、土屋アンナという女性キャスト陣が綺麗だったなァ。感動したのは、一人じゃなく、これだけたくさんの人間が集まって創り出されるイベントが持つパワーの強さです。まぁ、長渕剛は一人で十分パワフルでしたが。とても楽しい夜でした。寛斎万歳。のむみち