朱と白    せと
 少し抜けた時間があってもいいなあ、とぼんやり思っていたところ、店番のタイタイがさらに職業的守備位置を増やすタイミングと重なり、暫定的に月曜日を早仕舞いすることにしました。とりあえず月曜日は18時までの営業です。なにとぞ、よろしくお願い申し上げます。

 土曜日。アブラ。カタブラ。
 夕方、版画用(とは限らないのかもしれないが)のゴム板をハンズに買いに行く。いつも置いてあったところに無いので店員さんにお尋ねする。あの、版画のゴム板ありますか? 「ハンダのゴム・・・んーーちょっと・・・ハンダの・・・」。あ、いや、ハンダじゃなくてハンガです、ほら、あのハンガ。「ああ、ハンガーですね、5階のランドリーコーナーに、、、」。結局小さなサイズしか販売しなくなったことを教えていただき、世界堂にて調達。
 大山を方向付け、値段付け。

 日曜日。午後、9.2キロ先へ出張買い取り。
 夜、M1観戦。さんまちゃんにでてほしい。
 桃太郎電鉄50年やりはじめる。

 月曜日。諸事してアレヤコレヤ。
 『名画座かんペアーカイブス2016』表紙の下書き。

 今日。諸事して小山の方向付け、配架。諸事について気付いたのだが、セロテープの張り替えの他に、メールチェックして迷惑メール削除or受信拒否設定、というのが重要な要素のひとつである。
 アーカイブス2016のゴム板彫り。
 篆刻で、赤い文字なのが朱文(背景が彫られ、彫られていない残った文字が印刷される)、白抜きの文字が白文(文字が彫られ、彫られていない背景が印刷される)。
 白い紙に黒い塗料で刷る場合、彫ったところが白くなる。このことを意識しないで、もっともっとと熱くなってガリガリ彫刻刀をぶつけていると、その時はなにかとても手応えを感じ充足に近付くような気がするのだが、いざ刷ってみると真っ白なのだ。そりゃ、そうだ。
 版画におけるこの点、つまり、彫らないことが描くこと。手の少なさが色の多さ。ということを、注意している。(紙と塗料の色の交換による背景と前景の逆転という場合もあるのだが。)

 名画座手帳によると今日は鶴田浩二の誕生日。

 「あのさぁ、っとに今ってさぁ、『充電とパスワードとわたし』だよね」、と友人が言っていた。
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by ouraiza | 2016-12-06 22:42 | Comments(0)
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