2012/06/02     のむ
ピクシー絵本 『メッテちゃんのひつじ』
原まち子/訳 那須田稔/文 1974年初版 小学館
500円 販売中!!!


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♡今週のシネみち♡

1)◯『「テント劇場より」盗まれた欲情』1958日活(今村昌平監督 長門裕之 南田洋子 西村晃 小沢昭一 滝沢修)
2)◎◎◎『赤い殺意』1964日活(今村昌平監督 西村晃 春川ますみ 露口茂 楠ゆう子 小沢昭一 宮口精二)
3)◎1/2『月は地球を廻ってる』1959日活(春原政久監督 西村晃 岡田真澄 中島そのみ 小沢昭一)
4)◎1/2『夕陽に赤い俺の顔』1961松竹(篠田正浩監督 川津祐介 岩下志麻 炎加世子 諸角啓二郎 内田良平 三井弘次 西村晃 渡辺文雄 菅井一郎)
5)◎1/2『エノケンの頑張り戦術』1939東宝(中川信夫監督 榎本健一)
6)?『天下の副将軍 水戸漫遊記』1958新東宝(中川信夫監督 古川緑波)
7)◯1/2『地獄』1960新東宝(中川信夫監督 天知茂 沼田曜一 三ツ矢歌子)
8)◎◎『「粘土のお面」より かあちゃん』1961新東宝(中川信夫監督 伊藤雄之助 望月優子 二木てるみ 田崎潤 宇津井健)
9)◯1/2『女吸血鬼』1959新東宝(中川信夫監督 天知茂 三原葉子 池内淳子)

12:新文芸坐 34:ラピュタ阿佐ヶ谷 56789:シネマヴェーラ渋谷

『盗まれた欲情』
今村昌平のデビュー作。大学出のインテリ青年が河内のドサ回り一座と時間を供にし、最後は一座を離れて、新しい道へ進んで行く。結局今回の今村昌平特集、2本しか鑑賞できず、今村昌平作品がどんなものかはまだわかってませんが、皆さん仰るのは、今村昌平映画では人間がたくましいということ。本作でもそれは十分に感じられた。途中何度かウトウトしてしまい、脇役達の細かい芸などを見落としていると思われ。機会があればリベンジしたい。特に武智豊子のシーンはもっかい全部観たい!

『赤い殺意』
大傑作。2時間半という時間があっというま。以前から可愛い(美人ではない)なあ、と思っていた春川ますみの代表作。生まれた境遇(妾の子)のせいでいつもびくびくと夫に仕えていた女が、心臓を病んだ自棄っパチの露口茂(♡)に襲われ、男が女に寄せる情とともに、大胆な女に変貌していくさまを描く。観賞後、友人が姫田眞左久(撮影)の著書『パン棒人生』の中の『赤い殺意』の箇所をコピーして下さり、あのシーンはこうやって撮った的なエピソードを読んだらまた観たくなった。しかし春川ますみを観ると、ああ、自分ももっとムチムチボディだったらなあ・・と思ってしまう。でも足は細くて羨ましい!京マチ子系ですな。思うのだが、舞台が東北で、因習的な雰囲気の女性映画って、割といい作品が多いような。『六條ゆきやま紬』『越前竹人形』『越後つついし親不知』など。

『月は地球を廻ってる』
宣伝会社で働く男女のラブコメ。西村晃が社長役でフラフープ回して笑わせてくれる。西村晃と小沢昭一の掛け合いが爆笑もの。内容的には軽いけれど、何より観てて楽しいし、中島そのみの歌もとびきりキュートで、最初から最後まで楽しめた。

『夕陽に赤い俺の顔』
以前観たことのある友人から、この作品の諸角啓二郎がヤバい、と聞いていたので今回かかるのを非常に楽しみにしていた作品。オープニングのオシャレさ、音楽のかっこよさに痺れた。そしてご贔屓の諸っちの、まあカッコいいこと!ビシッとした黒スーツで、白ベスト白ネクタイ赤のボタンダウンシャツ(ボタンは白)に黒のつば付き帽子。反則でしょ!こんなにキマッてる諸っち見たの初めて。台詞もあったけど、画面占有度もこれまでに観た中でもダントツかと。顔の四角さが活きていた。至福。原作は寺山修司。自分は寺山の作品というのを観ても読んでもおらず、特にファンでもないので、「お〜寺山っぽい!」とかの感想はナシ。途中でやや集中力が落ちてしまった。嫌いなタイプじゃないけど。岩下志麻が全然目立たってなかったような。気になったのは西村晃の胸毛、というより乳輪毛!

『エノケンの頑張り戦術』
実は自分、エノケンがあまり得意じゃない。声がちょっと(特に歌い声)。。あらすじは、隣同士の同僚二人が大層仲が悪く、ありとあらゆるシチュエーションで競い合い、そのせいで片方の子供が病気になり、もう片方がそれを助けることで一瞬仲直りするもまた元に戻る、という話。互いへの見栄のはりかたがハンパなくて笑える。

『天下の副将軍 水戸漫遊記』
数日経って、はて、どんな映画だったかさえあまり思い出せないほど寝た。唯一覚えているシーンは、黄門役のロッパが米俵に腰掛けていた所を農民婆に怒鳴られまくり、土下座して謝るシーン。

『地獄』
何度もウトウトしてしまい、ウトウトから覚める度に、目の前の光景が、夢なのか夢のような映画なのか、わからなくなってしまった。周りでは天知茂人気だが、自分は苦手。。沼田曜一の気持ち悪さったらなかった。笑えたけど。ちゃんと起きてた箇所もとにかく訳がわからない、でも観てて何だか楽しいっちゃ楽しい、妙竹林な作品。

『「粘土のお面」より かあちゃん』
原作は豊田正子の『綴り方教室』。望月優子が母親役の貧乏映画。ザ・大好物。胸に残った望月優子のセリフ。「引っ越しは昼間するとは限らない」つまり夜逃げ。ただ、望月優子の母親役だけを考えると、これまで自分が観て来た中のベストではない。鑑賞後、二木てるみさんのトークショーがあり、撮影時の話など聞けて楽しかった。二木てるみさん、60歳を越えてらっしゃるということだったが、話し方や、話を聞く際のリアクションが若々しく、とてもそんな歳には思えぬ可愛らしさだった。劇中の12歳の二木てるみはやはり天才的。歌も上手い!

『女吸血鬼』
天知茂が吸血鬼役。原作は橘外男。これもどっちかというと系統的には『地獄』系。天草四郎的なエピソードが絡む吸血鬼話。はて。一緒に観た友人は天知茂が好物とのことで楽しんでいたようだが、自分は。。。う〜ん。池内淳子がびっくりするくらい可愛くなかったなぁ!池内淳子は、もう少し後の、着物姿でバーとかにいたり、駅前シリーズ的なのが、好み。


中川のむ夫
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by ouraiza | 2012-06-02 14:04 | のむのノミムメモ | Comments(0)
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