2011/08/06    のむ
日本勧業銀行発行 貯蓄債券広告カード小片 昭和13年発行
シミ少折れはありますが、全体的には状態良好
横3.9cm×縦6.7cm
500円 販売中!!!
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2011/08/06    のむ_f0035084_18423877.jpgミントと同じくらい。



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♡今週のシネみち♡

◎◎『上意討ち 拝領妻始末』'67東宝(小林正樹監督 三船敏郎 司葉子 加藤剛 仲代達矢 神山繁 市原悦子)
◎◎◎『切腹』'62松竹(小林正樹監督 仲代達矢 石濱朗 三國連太郎 岩下志麻 三島雅夫 丹波哲郎)以上@新文芸坐
◎『エッセンシャル・キリング』'10ポーランド他(イエジー・スコリモフスキ監督 ヴィンセント・ギャロ)@イメージフォーラム
◎1/2『どぶ』'54新東宝(新藤兼人監督 乙羽信子 宇野重吉 殿山泰司 飯田蝶子 中北千枝子 左卜全 藤原釜足 山村聡 菅井一郎 清川玉枝)CS

今週は同僚うすだの代理出勤などもあり、本数伸びズ!


2011/08/06    のむ_f0035084_28270.jpg『上意討ち』上からのお達しが絶対だった頃に、老藩士とその息子と息子の嫁が揃って上に「NO!」という反抗映画。三船の貫禄はさすがだったけれど、よく出来た映画なのかもしれないけれど、いかんせん同時に観たのが『切腹』なので、後に残る印象は残念ながら薄い。司葉子が全然美しく見えずガッカリ。気丈にお達しを撥ねつけるその勇ましさは、マル。


2011/08/06    のむ_f0035084_214756.jpg『切腹』ケッサク!全てが素晴らしかったー!脚本ももちろん良いのだろうが、話そのもの(滝口康彦原作)が天晴れ。話の運び、オチまでの流れ、ある意味ミステリーとも言えそうな展開に大興奮。石濱朗の竹光切腹のシーンが凄すぎて、うぐうぐなる。『上意討ち』では物足りなかった武満徹の音楽も本作では効果大。しかし何と言ってもやはり仲代達矢の凄さに尽きますなぁ。仲代達矢と丹波哲郎の決闘シーン、真剣が使われていたという事実を知ってて観たので、もうちょっとでかすっちゃうのを観てアワアワした。それにしたって『上意討ち』と『切腹』の二本立ては正直グッタリしたわー。ですが、正統派時代劇がそんなに得意ではない自分にとっては、こういう社会派時代劇とか呼ばれる時代劇の方が断然取っ付きやすいです。切腹de満腹。


2011/08/06    のむ_f0035084_29478.jpg『エッセンシャル・キリング』連勤で疲れた身体と、直前に摂取したうまうまラーメンとひえひえビールのせいか知らぬが、前半何度かウトウト。チラシによると「怒濤のノンストップ・アクション!!」のハズなのに・・・。逃げるギャロ。逃ぎゃろ。極限状態を演じきったという点で、ヴェネチア国際映画祭主演男優賞もまあうなずけなくは、ない。突っ込み所もないでは、ない。『切腹』を観た時のような高揚感があったか?否。


2011/08/06    のむ_f0035084_2101391.jpg『どぶ』でた〜乙羽信子の頓狂役・・・、苦手なんだよなぁ。がしかし。不覚にも最後は泣いちゃいました。ツルというキ印女が迷い込んで起こる貧乏部落の人々の物語。蝶子ちゃんはそこまで出番が多かったわけではないが、変な呪文歌を唱えながら仏壇の前で念じていたり、楽しめるシーンがいくつか。他のキャストも豪華。ツルはぶっ飛んでいるが真っ直ぐな女で、最後とうとうイカレて銃を乱射し警官に射殺される。その通夜の席で読み上げられるツルの「小説」に泣かされた。貧乏でも、ツルのように真っ直ぐ生きねば。身に沁みるぅぅー!


イエジー・スコリノムフスキ
by ouraiza | 2011-08-06 18:42 | ノミムメモ(土曜) | Comments(0)
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