ル・クレジオの本まとめて入荷しました。
『物質的恍惚』S45初版 1800円
『巨人たち』S51初版3000円
『ディエゴとフリーダ』H9初版 2100円売切れ
『ロンド その他の三面記事』H3初版 2100円
その他いろいろ
販売中!!!
今週のシネみち
◎◎◎『小原庄助さん』'49新東宝(清水宏監督 大河内傳次郎 風見章子 飯田蝶子 田中春男 清川虹子)
◎◎◎『長屋紳士録』'47松竹(小津安二郎監督 飯田蝶子 河村黎吉 坂本武 笠智衆 吉川満子)
ともに再観、DVD
プチ帰省のため、今週は2本のみ。
父親と一緒に観ようと持って行った2本。
どちらもお気に召したもよう。
大好きなこの2本、すでに何度か観ていたにもかかわらず、やはり見落としというか、以前は気付かなかった点もあったりして、やっぱり今回も面白かった!
一番最後に『小原庄助さん』を観た時はまだ私的田中春男ブーム以前で、今回しっかり堪能。また以前は大河内傳次郎の可笑しみばかりが印象に残っていたけれど、今回改めて観て、旧家が没落していく寂寥感も見事に描かれており、より味わい深く感じた。
『長屋紳士録』は、茶碗と箸(父親の分も)を準備して笠智衆ののぞきからくりに臨んだ。気になったことば。「おやかましゅう。」吉川満子が飯田蝶子宅を出て行く度に言う。そして、やっぱり、ビバ蝶子!これに尽きる。
帰省先は、今ニュースで話題の、都城。
ひと口に都城と言っても、ウチは極めて鹿児島寄りで、被害の軽い地域。それでも庭の木々は灰まみれ、玄関先車庫の地面はまるで海辺の砂浜のようであった。叔父が住む地域はもっと重い地域で、一番ひどかった時は、砂をバケツか何かで上からバシャーっと被せられたような感じで、今も5センチほどの灰が積もっている、とのこと。驚いたのは、噴火する時の音というのがウチの方でも聞こえるらしいこと。桜島の噴火はしょっちゅうとはいえ、音まではさすがに聞いたことがない。「ドーン」とか「ドッドッドッド・・・」とか言うのだそう。火山め、生きてやがる。今回の自然災害、農家の人などはたまらないだろう。心よりお見舞い申し上げます。
最近のかいちゃん
おやかましゅう。
ashみち