2010/10/1      せと
f0035084_0272322.jpg 410円のマイルドセブンを買った。買いだめしてもそれを携帯してなきゃ出先では意味が無い。この値上げをどうとらえようか。煙草は嗜好品である。煙草を喫する。吸い味わうことに愉しみがある。しかし、やっつけで、口寂しいから、だって手がそう動くから、なんとなく吸っていることが多い。それは愉しいこと、というよりも、勘違いした楽、であろう。それを減らす。すると、1日1箱300円だったから、2日で600円だった。半分ぐらい減るだろうから、2日で410円になる。うれしい。そうなる。


 こんな簡単な工作でも、切ったり打ったりはめたりすることには、胸の濁りをマドラーでかき混ぜて溶かすような爽快感がある。定期的に必要なことだ。


 店番中の一瞬のすきに、夏葉社さんから復刊された関口良雄著『昔日の客』の見本として置いた一冊を少しずつ立ち読みしている。店番中に本を読むことは普段まったくないのだが、昔一冊だけ、高見順の詩集を読んだ、その興奮を覚えている。その興奮と似たものを、ここ数日の『昔日の客』の立ち読みに感じている。
 入手しづらかったから、古書価が高かったから、珍しいから、復刊されてよかった、というよりも、やはりこれは、美しくて、面白い。
 文章を追う目と意味を解する脳のシーソーが傾かない、優しい、易しい言葉。静かな、小声の抒情。
 易しさはどこから来るのか。難しい漢字や用語を使わないというだけのことではないやさしさ。誰にでも染み込みやすい水分のような。古書現世向井さんの『早稲田古本屋日録』(右文書院)にも確固たる易しさがあった。


全日空機内誌『翼の王国』 35冊1括
No.78(昭和50年12月)~No.102まで通し
No.178~No.229(昭和63年7月)までとびとび
No.100・101・102 に100号記念付録「空からのエアポート」(封筒に入った各地空港の航空写真集)付き
3500円  販売中!!!!!

 この1括の前半部にはおおば比呂志の連載がありました。
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by ouraiza | 2010-10-02 00:39 | 工作 | Comments(0)
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