目黒・金柑画廊さんで
「古本とドローイング」という企画を観る。みっちりではないので本が一冊ずつ孤立して見やすい。頭はそんなに探せない、ものなのだ。デザインの本は面白いなあ、と思う。BOOKONNさんの棚がある。古書文箱・王子の棚がある。武藤良子さんが新作を四つ展示なさっている。新作だと知らなかったので流し観しかしなかったことが悔やまれる。
のち、下北沢・古書ビビビさんで
橋本倫史ミニ写真展「北海道屋台村放浪記」を観る。人のために用意された無人の場所がいい、とか、風景とはシャイなものだぜ、とか、引いた大きな光景が最高、とか思う。宗谷岬が特に好きだった。
そして、古書ビビビさんのおもしろさ。直立して回る独楽。売る方が売ることを愉しめば、売られる本が売られることを愉しむのか。お店というものと直撃で向き合っているお仕事なのだと思う。油性ニスについてお聞きする。使いやすさからいつもオイルステインか水性ニスだが、油性ニスの良さがとてもわかった。御店主ビビさんがヤスリを見せてくださっているところ。
『山居俗情』岩本素白 昭和13年初版 砂子屋書房
函背小剥離あり 10500円
『岩本素白全集』昭和49・50年初版 春秋社 月報 帯 揃
内容見本付き 全巻小口に汚れあり
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